がんであることを公表し、治療の経過をときどきネットなどを通じて報告していた人の死にはショックを受ける。私もがん患者であるからだと思う。
芸能人や有名人は、公表したくなくてもファンの心配から、そうせざるを得ないのかも知れない。
逸見政孝さん、坂本龍一さん、西郷輝彦さん、小倉智昭さん、森永敏郎さん、山田五郎さん。
「なんか分りませんが良くなっているんですよ」と言う人もいた。
医者から聞いた話だが、がんは知らないうちに治っていたということは絶対無い、らしい。
中村勘三郎さんは14年前に57歳で亡くなっているが、この人の死に至る経緯は「どうして?」というものだった。
初期の食道がんが発見され摘出手術を受け、もう大丈夫と言う話から一転して訃報が伝えられた。死因はがんではなく、呼吸不全ということらしい。
勘三郎さんは自分の容体がどういうものであるのか、亡くなるまで分からなかったようだ。
義兄が亡くなる1週間ほど前、「もう治療方法がないと医者から言われたが、そう言われてもね」と家内にラインで話しかけたらしい。
人生には「どんな思い」というものがあるが、他人の死に関しては「どんな思い」を聞くことができない。
みんなどんな思いで死んでいくのだろうか。私のときも「どんな思い」はあるのだろうか。
今晩も停電も地震もありませんように。


コメント