これほどの不公平はない

つぶやき

 今朝も朝から小雨模様。涼しくていいが昨日は宮崎で大雨。今日は屋久島に土砂災害特別警報が出ている。

 何年か前に行ったことがあるが、屋久島は急峻な土地。土石流が発生すれば逃げ場がない。

 関東も明日以降警報級の大雨が降るらしい。

 我が町はもともと山地のようで、少し離れた低地で浸水しても、今まで水が出たということはない。有難いことだが、申し訳ないという気にもなる。

 想定外の大雨が各地で続いている。「こんな雨が降るならもうここには住めない」という話をニュースでよく聞くことになった。

 能登地震のときもそういう住民の話があった。日本はどんどん住むところが無くなってしまう。

 先祖からの土地に住んでいるという人たちがいる。我が住む町は東京近郊のいわばベッドタウン。

 旧住民と新住民とが混じる町。旧住民はほとんどが農家で、戦後の住宅ブームがあるまで貧しい農村と言われていた。川がないから米が作れない。

 それが豪華な家に住むようになり、何棟ものアパートを持つようになって、2代目、3代目は働かず家賃収入で生活をしている。

 いい思いをしているのは大都市近郊の農家だけ。地方の農家は先祖伝来の土地から離れることになる。

 日本の社会でこれほどの不公平があるだろうか。

 農地解放でタダ同然に土地を手に入れ、なんの努力をすることもなく住宅ブームによって莫大な利益を得た。

 農地にせず、宅地として売るなら増価利益を社会に還元するのが筋というものである。

 しかしそれは制度化されなかった。土地価格上昇の恩恵を受けたのは小規模農家。この数が多くて選挙の最強の票田となったからだという。

 農家をバカにする気はない。家賃で暮らしている2代目や3代目も普通の常識を持った人達である。

 だが、普通の常識を持った人達との差がありすぎる普通の常識を持った人達なのである。

 それが不愉快でしょうがない。

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