そろそろ終活を

つぶやき

 周りの友人や知人がどんどん亡くなっている。そろそろ私も終活をしなければと思うようになった。

 やはり家内よりは先に逝きたい。男としては最後まで妻に寄り添い、見届けてから自分の始末を考えるべきかも知れないが、やはり男が先のほうがいい。

 女性は気持ちの整理がつけやすいような気がする。それに娘がいる。幸い我が家は家内と娘は仲がいい。

 今日、喫茶店でコーヒーをひとりで2人前注文する高齢の男性の動画があった。3年前妻を亡くした夫が、かつて二人で通った店が懐かしく、妻を想って毎日通うという話である。

 まあ男というものはそういうことになる。妻の写真をテーブルにおいて涙を流す。そういうことになるだろうなあと思う。

 去年1月1日に亡くなった友人はいくつかの病気を抱えていたようだが、電話で話をするたびに、気をつけなくてはいけない、と話をしていた。

 その彼が心臓発作で急死。息子さんの話では午前2時頃亡くなったのではないかと言う。死の認識もなく死んでいったのだろうか。

 気をつけなくてはいけないと言っていた人が、気を付ける間もなく心臓発作で急死というのは、どうもたまらない。

 2年前オートバイ事故で亡くなった友人は、80になってもスポーツマンで、その日もテニスを練習のために出かけて事故に遭った。彼も死の認識はなかったかもしれない。

 彼の奥さんと電話で話をしたが、「雨の日に止めてと言うのにオートバイで出かけたんですよ。ふんとにもうどうしようもない人なんですよ」と、あまり悲しそうな話ぶりではなかった。悲しいがそういう言い方をしたのだと思うことにした。

 私の人生の恩人とも言える知人はパーキンソン病を発症し、今から20年前61歳で亡くなったが、葬式に参列することを遺族から断られた。

 知人は私鉄の関連不動産会社の営業マンだったが、会社関係者も取引関係にある会社関係者も、不動産に関する人間は一切呼ばなかったらしい。

 息子さんは東大法学部出の超一流企業の、それも本家と言われる会社に勤めるエリート中のエリート。

 葬式会場に不動産屋たちが来るなどということはありえない事だったらしい。

 私の葬儀は直葬でもいいが、せめて1輪の花くらいは添えて欲しい。
 義兄の葬儀に花はあったかもしれないが、死を悼む花は1輪もなかったような気がする。

 あの葬儀は悔やまれる。

 今夜も地震が来ませんように

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