1週間前の血液検査の結果を聞きに行ったが、半年前の数値より上がっていた。
上がってはいけないものが上がって、下ってはいけないものが下がっているから、上がっているというのは正確な言い方ではない。
毎日酒を飲んでいるし、運動はしないし、せんべいをよく食べる。
いい数字が出るわけがない。
医者は、「その歳で100満点という事はありえないから、良しとは言えないが、悪いとも言えない」という診立て。
要は、もう少し悪くなるのを待とう、ということらしい。
クリニックの待合スペースに、生活習慣病のポスターが貼ってあった。
「生活習慣病」は初めて聞く言葉ではないが、毎日の生活習慣が病気の原因になる、という程度のことしか理解していない。
その理解で、程度は低いが間違いはないのだろうが、しかし考えてみると生活習慣とはどういうことなのか。
「政府広報オンライン」というのが生活習慣病について説明している。
政府がなぜ国民の病気の説明かと思ったら、特定健診普及のための宣伝であった。
「生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒など生活習慣が、発症・進行に関与する疾患群であり、がん、心疾患、脳血管疾患などの病気が含まれます」
がんや心臓発作、脳溢血まで生活習慣病とは知らなかった。血圧が高い、中性脂肪が多い、血糖値が高い、という事が生活習慣病と思っていた。
しかし、がんや心不全などの病気が生活習慣病に含まれる、という説明はやはり適切ではない。
食習慣や飲酒、喫煙が血菅や細胞に影響を及ぼし、それががんなどの原因になることがあるという事である。特定健診普及のための政府の脅しである。
ま、そんな政府の説明はどうでもいいこととして、あらためて生活習慣という事を考えると、人はみなそれぞれの習慣に生きているものである。
習慣とは好みということでもある。病院食が美味くないのは生活習慣がないからである。
生きるという事は生活習慣そのものではないか。
酒なくして、タバコなくして、脂身なくして、チョコレートなくしてなんの人生か、という人生はあるのである。
その生活習慣が死に至る病気の原因になる。
ということは、「生きることは死の原因である」ということになる。
死にたくなければ毎日病院食を食べていればいいのだろうか。病院食とはなんなのか。
今宵も習慣のように酩酊。今晩も大地震が来ませんように。


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