やはり人を見たら泥棒と思った方がいい

つぶやき

 楽しい話ではない。若い人だから悪いことをするはずがない、ということはない。男でも女でもごく若いうちから理解できないような悪さをする。

 北海道では女子高校生、男子大学生が若い女を首謀者とする若者たちに殺されている。犯人たちは人を殺すことになんの罪悪感を持っていない。もちろん反省もない。

 こういう事件がある度に、こんなに若いのになぜこんなことをするんだと思うが、それが不思議でもなんでもないことに気がつく。悪い人間には老いも若きも関係がない。

 マッチングアプリで知り合った70代の男性に恋愛感情を抱かせ、「大学院の入学金だ」「がんの入院費だ」と言って300万近い金をだまし取った女が逮捕された。22歳だという。

 騙された男は3年前に妻を亡くし、マッチングアプリで食事に行く女性を探していた。

 しかし女房が死んで寂しいからとマッチングアプリで女性を募集するという男も男だが、22歳の若い女が高齢の男に恋愛を装えば金が手に入るというという考えを持つことがすごい。「愛しています」とメールで送ったこともあるらしい。

 ま、心のスキを突かれたということなのかもしれないが、300万くらいのことならかえって女に感謝すべきかもしれない。死んだ女房を忘れるほど浮ついた気持ちになったのだから、その謝礼ということでいいではないか。

 “元不良から社長へ”。そんな更生ストーリーをSNSや動画で発信して、認知症の高齢者から高額なリフォーム代を騙し取った男が逮捕された。この男は30歳。

 10代の頃から犯罪を繰り返し、3回少年院送りとなったが、それを逆手にとって、少年院を出たが今は立派な社長です、といういうのが売り込み言葉であったらしい。

 犯罪者の更生はありえないということはないが、根っからの悪人という者がこの世の中にいる。彼らには更生は絶対に無理だと思う。悪が生きることになっているからだ。

 「人を見たら泥棒と思え」という先人の教訓は正しい。人間の悪には盗む騙すということから殺人までいろいろあるが、ズルイ、たかる、協調性がない、利己的、計算高いなどというものも、他人に損をさせ人を傷つけるものであるから立派な犯罪である。

 だから世の中は悪い人間ばかりなのである。

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