皇室典範改正によって愛子天皇待望論は一段と高まった、とある宗教学者は言うがそうだろうか。
あまり愛嬌もない女の子が成人して、思いもしなかったようなにこやかな笑顔を浮かべて国民にその姿を見せるようになったから、アイドルに対するキャー・キャーと同じ騒ぎをしているだけではないか。
愛子天皇待望論が大きな動きになって、今後高市さんや麻生さんがそれに対応しなければならなくなるようなことはないと思う。国民に女性天皇、女系天皇の是非を論ずることは無理な気がする。
天照大御神は女性であったらしい。神武天皇はその天照大御神の5代後の子孫。なんのことはない天皇は女系である。
麻生さんは、今回の皇室典範改正の表か裏か知らないが、首謀者であったと言われている。特に旧宮家の男子を養子にすることには周囲に有無を言わせず、というところまで強引だったようだ。
女性天皇、女系天皇ということになれば、日本という国家が無くなってしまうというまでの考えを持っているらしい。天照大御神が女性であったことについて彼の考えを聞いてみたい。
亡くなられた三笠宮寛仁様の奥さんである信子さんは麻生さんの実の妹。寛仁様が亡くなられてから娘二人と仲が悪く、信子さんは三笠宮家を出て、新たにに宮家を作った。
宮家と結婚したとはいえもともと皇族ではない。寛仁様がいないのに新しい宮家を作れるというのがどうも納得しにくい。
信子さんが寛仁様との間に男子を設けていて、天皇家にも秋篠宮家にも男子が生まれなかったとすれば、その子が皇位継承者となることはある。
そうなれば麻生さんは天皇家の外戚。平安の藤原家になることを企んでいるのではないかという指摘はこの事を言うらしい。しかしそれは果たせなかった。
皇室典範の改正によって信子さんの宮家も、娘の彬子女王が継いだという宮家にも養子を迎えることは可能だという。そのことが今回の改正の目的だったのではないかという指摘もある。
どうも麻生さんは国家の大計を口にしていながら、麻生家の大計を考えているのではないか。
麻生さんも高市さんも国を憂うには人相が悪すぎる。トランプと同じである。人相に清廉さがない。
成り金は所詮成り金。貴種を入れても成り金のアクが強すぎて、貴人にはなれない。
愛子天皇待望論を単なる騒ぎにしてはいけない。平和日本の天皇ということから考えなければいけない。
戦後、象徴となった天皇に初めて即位した上皇陛下は、前例のない民間人の美智子様をお妃に迎えた。
同じく今上天皇も雅子妃を迎えている。ともにご自分の意志による、好きな人との結婚である。
過去の天皇とは違う。国民のためを何時も想い、ロボットのように政治に利用されることを拒否している。それこそ新しい天皇像である。
平和日本の象徴たる両陛下の意志を継ぐ人は愛子さんしかいない。両陛下の意志を継がさせないというのが、この皇室典範改正の意図である。
神話に根拠を求める天皇像はもうやめたほうがいい。国民は人間天皇に愛着と敬意を持っている。そのことをうねりにしなければならない。


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