摘便を知る。

つぶやき

 テレビがどうやら壊れたらしい。リモコンのスイッチを入れても待機マークが点滅するだけで、画面が出てきたり全く出なかったり。

 テレビなど見るものではないと思っているが、いつも映ると思っているものが映らないのは寂しいものである。

 おとといあたりに便通のことを書いたが、落合恵子さんの便秘の話に心が痛む。

 落合恵子さんは確かどこかの局のアナウンサーだった。その後作家活動やラジオのパーソナリティをされ、時代の先端を行く知的な女性だったという印象がある。

 落合さんは3年ほど前に小細胞肺がんと診断され、化学療法を受けている。小細胞肺がんは肺がんでもちょっとしんどい。

 いろいろご自身の病状について述べられていると思うが、化学療法を受けているということは、手術を受けられなかったということなのだろうか。

 便秘も最悪となると下剤やマッサージなどは効果がないらしい。高齢になると腸の動きが無くなり、排便機能が作用しない。肛門は硬くふたをされたようになってしまう。

 「座薬を試みるが失敗し、とうとう明け方、摘便をお願いした。肛門に詰まった硬い便を指で掻き出してもらうのだ。最も避けたい方法だった。羞恥心などかなぐり捨て、ナースにすがりついた、地獄の苦しみでした」

 あの落合さんがこんな苦しみを言っている。あのいつも笑顔の落合さんが。
 
 石原慎太郎氏も膵がんの病床で排便の苦しさを訴えたようだ。

 人間食べなければ命を維持できない。それが苦しみの原因になる。
 
 いつも思う。神様は何を考えているのか。

 今夜は落合さんの回復を祈りつつ寝床に入る。

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