週刊朝日がこの5月で休刊するという。廃刊とは言っていないが同じ事であろう。
日本社会のオピニオンリーダーとも言うべき週刊誌だった。
新聞の発行部数も各紙とも大きく減少している。活字離れが進んでいるということであろうが、識者が言うように、新聞も読まない、本も読まない、ということでは日本人の思考力は低下するのではないか。
あまり本も読まない生活をしている私が言うことではないが、しかし新聞を読んでいると、新聞記者の文章のうまさ、論理の 明快さに感心させられる。やはり雑誌や新聞は大事なものだと思う。
「高齢者は集団自決」という主張があることを知った。この主張を直接目や耳にしたわけではない。この主張がいろいろ批判を受けていることから、それを話題としてネットに載った記事を通じてである。
集団自決とは穏やかな言葉ではないが、要は高齢化社会の弊害に対する対応策として、高齢者の尊厳死や安楽死を認めるべきではないか、という主張になるらしい。
主張している人はたまにテレビでも見かけるメガネのレンズを右は丸、左は四角にしているまだ若い学者である。詳しく知りたくもないが、日本人の精神構造としてこのような主張が現れることに違和感はない。
この学者さんは何を意図して言い出したのだろうか。批判が生じることは予想していたはずである。売名かもしれない。
近所に住む友人が亡くなる前に、医師から延命措置を希望するか否か家族に打診があったという。
一度延命措置をするとその装置は外せないことになるという。外す行為は殺人行為になる、ということであろうか。
この話の理屈について理解できなくはないが、命は理屈で問うものではないと思う。(了)



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