きのうは小雨模様で涼しかった。いつもの公園を1周歩いて味噌ラーメンを食べに行く。
30度を超えているような日ならラーメンという気にはならないが、車の温度計は23度。
低い温度のせいなのか、このところ味噌ラーメンを食べていないからか、きのうは「あそこの味噌ラーメン」一発で決まり。家内も了解。
土曜日ということなのか10組待ち。でも客席が多い店だから回転が速い。10分くらいで名前を呼ばれた。
メニューには北海道味噌、信州味噌、伊勢味噌、九州麦味噌とある。たまには他のもいいかと思うが、やはりいつもの通り北海道味噌。
北海道に飛ばされたサラリーマンは泣き泣き赴任するが、東京に戻る辞令が出たときも泣くらしい。
北海道の味噌ラーメンとの別れがつらくて泣くのかと思ったが、すすき野の女性が忘れられないということのようだ。
北海道は淡白な町のような気がするが、ラーメンも女性も味わい深いようである。
つまらない話を続けることになる。この店はチャーシューがトッピングになっている。ラーメンと言えばチャーシュー。それをトッピング。ちょっとあこぎではないかと思う。最近こういう店ばかりになった。
トッピングは料理の上に「乗せるもの」という意味。具材そのものを指す言葉で、料金の有無とは関係ない。
ところが日本のラーメン業界においては、トッピングは追加料金という意味になっている。
ラーメンを注文して、ラーメンの姿をしたラーメンが出てこないで、ラーメンの姿にするにはトッピングをしなければラーメンにならないというラーメンはラーメンなのか。
温泉旅館に泊まって、浴衣代と蒲団代は別料金です、というようなものではないか。
家内は私のようなこだわりは一切持たない。そういうことには全く関心がない。世が世なら、どこか田舎のお姫様のような人。だがチャーシューを2枚注文していた。
私はいつも追加料金を払ってまで食べたくないと思っているからトッピングはしないが、今日はチャーシュー1枚を追加した。いままでなん拾円しかつかなかった利息が1,000円ほどついた。
いつも以上に待たされて味噌ラーメンが到着。
家内がとてもおいしいと言う。家内はラーメンというものに美味しさを求めるような食習慣を持ってはいない。私とたまにラーメンを食べに行くが、好きな食べ物ではないはず。
家内が味噌ラーメンを美味しいというのがなぜかうれしい。私がおいしいというものに「つき合う」のが家内だからである。
コーンをトッピングすればよかったと思った。味噌ラーメンにコーンはよく合う。トッピングを思うと同時に、コーンくらい最初か入れておけ、と憤慨の気持も湧いた。
そんなことを何年か前他の店で言ったことがある。その時幼い孫が一緒だった。私が店の人に言った文句が孫の記憶にあるらしい。
その孫からフランスの大学の寮の映像が届いた。
あの時一緒に食べた味噌ラーメンが懐かしい。



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