素晴らしい歌謡曲はある

つぶやき

 午前3時は夜中なのか早朝なのか。

 気象用語には夜中、早朝という言い方はないようで、未明・明け方・朝の3つになるらしい。

 未明は0時から3時頃。明け方は3時から6時頃。朝は6時から9時頃。

 夜中は未明と大体同じと考えていいようだから、午前3時は夜中ということになる。

 早朝は「夜明け後から活動開始前」のことを言うらしく、人によって早朝というのは異なることになる。4時から活動している人もいれば、8時でも夜明け前と思っている人もいる。

 一般的には5時前後から7時頃とされるため、午前3時は早朝ではないことになる。

 「未明」と聞くと映画などで聞いた、「帝国陸海軍は本八日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり」という大本営発表。

 ということは未明の真夜中に奇襲したのかと思ったら、「八日未明」は日本時間。ハワイ時間では7日の午前8時前後になるようだ。

 日曜日の兵隊が休みの日や礼拝時間を狙ったという話もあるが本当のところは判らない。

 もちろん大本営発表が懐かしいわけではない。日本がバカな戦争に突入した「未明」である。
 
 フランク永井の「東京午前3時」は、「夜の名残り」であり、「恋の名残り」であった。

 今日の未明のラジオ懐メロ番組は霧島昇と小畑実の特集。このところあまり馴染みのない歌手の特集ばかりなので遠のいていたが、これはなんとしても聴かなくてはならない。

 お二人は4月24日が命日だそうだ。小畑さんは霧島さんより9歳年下だが、霧島さんより5年早く亡くなっている。

 このお二人の特集をぜひとも聴かなくてはならないのは、歌謡曲において最高傑作と思われる曲をこのお二人が歌っているからである。

 私は「旅の夜風」と「婦系図」(後に湯島の白梅と改題される)が戦前戦後の歌謡曲の中で最高峰と思っている。

 実はこの中にもう1曲入れたいだが、それは「高原の駅よさようなら」

 3曲とも放送された。イヤホーンで聴いても素晴らしい。こんな歌が日本にはあったのだ。

 「高原の駅よさようなら」の、あのメロディラインを超える曲はない。小畑実のテノールが実に素晴らしい。

 こういう歌謡曲があったのだ。歌謡曲とはこんなにいいものであったのだ。

 霧島昇さんの「胸の振り子」。小畑実さんの「星影の小径」。この番組で放送されてはいないが、フランク永井さんの「公園の手品師」この3曲にはなにか通じるものがある。

 日本の歌謡曲の良心という気がする。

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