下手にか変にか、とにかく長生きしてしまうと、場合よって老人ホームということになるかもしれない。
できる事なら老人ホームには行きたくない。
高級老人ホームから退去せざるを得なくなったという話がやたらと多い。老人ホームに入ってうまくいったという話がない。
今日は訪問マッサージの日。マッサージ師に訊いてみると、とにかくクリックさせることが目的だから、記事はみんな極端な話になる、という説明。
今日はそんな話が2件。
ひとつは、「年金月40万円、貯金8,000万円。元中学校教師の75歳夫婦。人生最後の贅沢のつもりが大誤算。わずか6ヵ月で高級老人ホームからの退去を決めた50年前のトラウマ」という見出し。
「50年前のトラウマ」を書く前に、この夫婦の話から義兄夫婦のことが気になった。
義兄夫婦も中学教師。生きていた頃は二人合わせて同じような年金と、退職金にそれまでの貯えを併せてそのぐらいの金額はあったはず。
それに住まいを処分したからその代金。妻は父親の財産を相続しているから、8,000万円どころかもっと財産を残したのではないか。
それを甥っ子が相続している。それなのに父親は物置部屋のようなところに置かれ直葬。あのバカタレがと、怒りが込み上げてきた。
「50年前のトラウマ」とは、若い頃住んでいたアパートで、同じアパートに住む隣人から陰鬱ないじめに遭い、それが原因で精神的ダメージを受けたが、その隣人が同じ老人ホームに入居していたという話。
奥さんは日に日に精神状態が悪化し、夫は結果としてわずか半年の入居でこのホームからの退去を決意する。
ふたつ目の話は、「もう誰も信じない…〈入居金3,000万円〉高級老人ホーム入居の80歳女性。優雅な日々のはずが、2ヵ月で退去を決意。原因は人気のないダイニングで見たまさかの光景」
まさかの光景とは、「数人の入居者が、車椅子の女性を囲んでいました。わざと聞こえるような大声で『早くここから出ていけ』と陰湿な言葉を浴びせていたんです」
「ここは陰湿ないじめがある場所なのだと分かりました。わざわざ高いお金を払って入居したのに、次は自分がターゲットにされて巻き込まれたらたまったもんじゃないと恐怖を感じました」
この二つの話に老人ホームは全く対応しなかっという。見て見ぬふりをしたらしい。
老人ホームは退去すると償却分をとられる。
コメント欄には「すごい作り話」というのがあった。
ま、しかし、二つの話はありえないことではない。
今回のトラウマの話はいじめであったが、ばったり遭った昔の隣人が、かつて亭主の浮気相手だったとか、亭主に色目を使ったとかということもある。
次回はそういう内容の方が読者の目を引くのではないだろうか。


コメント