子供を平和に利用しないほうがいい

つぶやき

 女子供とよく言うが、日本の社会は子供をよく利用する。

 以前ブログに書いたが、昔NHKの音楽番組で3歳くらいの子が司会の芥川也寸志氏に「どうして音楽はあるのですか」と質問をした。

 当然やらせであるから芥川氏は少し照れながら、「音楽は人が生きていくために必要なものなのです」と答える。そばには黒柳徹子さんがいた。

 実にNHK的である。

 昭和39年の東京オリンピック開会式で、オリンピック旗の入場を先導したのは小学生の鼓笛隊であった。

 式が終わって外国の偉そうな人が「子供の鼓笛隊がオリンピックの旗を先導しているのを見て涙が出た」と語っていた。

 今日は広島平和記念日。テレビは8時から中継している。

 原爆が投下されてから81年。いまだに原爆投下により戦闘要員ではない市民10数万人が殺されたことの残虐性を、日本は世界にアッピールしていない。なんのための平和記念日なのか。

 平和憲法では平和を守れないという首相が平和を語っている。おかしなことではないか。

 小学生が作文を読み上げる。たぶん広島中の小学生から作文コンクールのように選ばれた子たちだと思うが、この子たちに平和の尊さを語らしていいのだろうか。大人たちは責任を取れるのだろうか。

 非核三原則は茶番。アメリカの核の傘に入って、「持たず、作らず、持ち込ませず」はありえない。自民党議員には核保有を口にする者も出てきたではないか。

 子供たちを競わせて夢物語を語らせるのはいかがなものか。 

 日本は原爆投下によって敗戦を決意した。戦争は敗けを認めない限り敗けにはならないというのが当時の日本の考え。

 しかし原爆の威力に負けを認めざるを得なかった。

 これからは戦争に負けることがないように軍隊を強くして核武装も視野に、というのが憲法改正。

 子供たちにきれいな平和の言葉を並べさせ、大人は軍備拡張に進む。それでいい訳がない。

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