栃木の強盗殺人の実行犯は4人らしいが全員捕まったようだ。4人とも16歳。それもみんな川崎市や相模原市の高校生。こういう事件では市のイメージが悪くなる。
なぜ栃木県での犯行なのかという疑問が生じるが、トクリュウがらみの強盗事件ということなのだろう。指示役などの黒幕を捕まえなければしょうがない。
トクリュウは警視総監の撲滅推進宣言で終わったのではないかと思っていたが、そんなに簡単なことではないようだ。犯罪をすることが目的の集団。撲滅は不可能に近いかもしれない。
殺された69歳の女性は20数か所刺されていたらしい。興奮した少年の見境のない行動が想像できる。
16歳という年齢にはまだ社会性は身についていないだろうが、事の是非の判断はできるはずだ。地元でもいわゆる悪ガキで、どうしようもない連中なのだろう。
強盗殺人の罪は思い。16歳であっても通常の刑事手続きで裁かれることになる。
この事件は共犯ということになるから、女性を直接殺害した少年だけでなく、全員が強盗殺人罪になる。
無期もありえる。これからの人生、刑務所の中でいやがおうにも反省の日々を送ることになる。面白半分に起こした行動の代償は大きい。
少年犯罪に関して社会は更生を主眼として寛大な処置をとるが、犯罪者の更生よりも社会を守るという観点が優先されるべきではないか。
少年犯罪では光市母子殺害事件があった。配管検査を装った18歳の少年が強姦目的で住宅に侵入し、母親とまだ生後1年に満たない幼児を殺害した、殺人・強姦致死・窃盗事件。1999の事件だった。
少年の供述もひどいものだったが、弁護団の主張は理解を超えて荒唐無稽であった。
「強姦目的ではなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた」
「乳児を殺そうとしたのではなく、泣き止ませるために首に蝶々結びしただけ」
「押し入れに入れたのはドラえもんに助けてもらおうと思ったから」
「死後に姦淫したのは『魔界転生』に復活の儀式と書いてあったから」
全部覚えていたわけではない。正確を期すためウィキペディアの記述を引用した。これが弁護人の言う言葉だろうか。主任弁護人は安田好弘弁護士。
弁護人は被告人の利益のためにあるが、この主張は世論の反感を買った。
下級審での無期懲役が、差し戻しにより死刑となって確定した。執行はまだされていない。
下級審で無期懲役が言い渡された時、被害者の夫は記者会見で述べている。「司法に絶望した。加害者を社会に早く出してもらいたい。そうすれば私が殺す」
少年が犯した罪でも死をもって償わなければならないことがある。
刑罰は国の権力行使であるが、被害者家族のかたき討ちでもなければならない。
刑法を深遠な学問としては被害者は浮かばれない。



コメント