朝早くからちょっと気になるニュースがあった。銀行や証券取引所などへのシステム攻撃の話。
最近アメリカのAnthropicという会社で、OSや銀行システムの脆弱性を人間より圧倒的に速く見つけるClaude Mythos(クロード・ミュトス)というAIモデルが開発されたらしい。
当然このモデルは非公開のはずだが、 Anthropic社の内部文書が「誤設定」によりインターネット上で誰でも閲覧できる状態になり、その中に非公開のClaude Mythosの情報が含まれていたため、世界にその存在がバレてしまった。
もしこれが悪用されるようなことがあれば、攻撃準備のスピードが桁違いに早いため、銀行システムへの不正侵入 → 預金データの改ざん、不正送金のリスクなどが瞬時に自動的に起こりえることになる。
実際にAI攻撃で金融被害が起きた事例はまだないが、AIがなによりも速く攻撃の準備を自動化できるレベルに到達していることから、仮に銀行のAIが自社のシステムの脆弱性を見つけ修復作業に入ったとしても、間に合わないらしい。
大変なことになりそうだということだが、難しいことは判りようもない。私の乏しい老後資金は大丈夫だろうか。そんな心配しかない。
米国では財務長官・FRB議長が緊急会合を開いたという。
日本では金融庁が「今そこにある危機」と表現し、日銀・メガバンク・東証とともに作業部会を立ち上げた。片山大臣も写っていたが、そんなことよりもこの人いくつだっけと思った。
今のところ個人としては、 通常のネットバンキングの注意(フィッシング・偽アプリ)を守っていれば特別な対策は不要ということだが、もし攻撃されれば、個人の操作で防げるレベルではないようだ。
今から20数年前、当時の森喜朗首相が、世界的なインターネット普及の波に乗り遅れつつあった日本を一気にデジタル化することを目的として「イット革命(IT革命)」なるものを言い出した。「E-ジャパン構想」と言われるらしい。
インターネットとかデジタルといったことに一番判っていないような森首相が言い出したことに世間は失笑した。
当時韓国にも大幅な遅れをとっていたらしい。デジタル化は世界の趨勢。日本社会はなぜかこういうことに遅れをとる
日本は大丈夫か。


コメント