天地神明に誓って嘘をつく

つぶやき

 きのうもいつもの公園を歩いた。歩きながら野球には消化試合というのがあるなと思った。

 高齢者の生活は消化試合のようなもの。一日をやり過ごすことに時間を費やしている。

 漫画家の会社の元社員が46億円余りを横領。
 ホントかよ。漫画家はそんなに稼げるのか。それしか思うことはない。

 日銀が30年ぶりに利上げ。どこをどう利上げしたのかさっぱりわからない。

 預金利息が今までより多くつくようになるというのであれば有難い。
 この歳になってもう金を借りることはなしにしたい。

 住宅ローンの金利も上がることになるらしい。だが昔を知っている者にはタダみたいなもの。昔金融公庫は5.5%。銀行のローン金利は9%だった。

 預金金利も高かったではないかと言うが、家を買う世代に預金などあるはずがない。

 金利の上昇は不動産業界に大きな影響を与えると言われる。今までより高くなると言われば、消費者も買い控えるかもしれない。

 だが不動産業界は今までいい目を見すぎた。夜逃げしたような人間が低金利政策のお陰でぼろ儲けできた時代であった。

 新築戸建て住宅を5000万で販売していくら儲けが入っているか。

 町場の不動産屋の社長の年収が6000万から8000万。如何に不動産の価格は不透明なものであるかよく判る。

 不動産屋が景気がいいというのがどうも不愉快である。宅建も取れない、2分の1×2分の1の計算もできない人間がどうしてBMWに乗っているのか。

 歳をとると狭い人間になっていくというがそんなことはない。歳をとったから広い気持ちで世間がよく判る。

 ウォーキングの帰り、車のテレビは大岡越前を映す。

 もう終わりの頃、盗賊一味に加担して甘い汁を吸っていた役人が白州で越前の追及を受ける。

 「天地神明に誓ってそんなことはしていない」と真剣にシラを切る。

 「天地神明に誓って」という言葉は、嘘をつくときの言葉だった。

 

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