コップは危険

つぶやき

 6月最後の日。サッカーは敗け。手数(てかず)ではなく足數(あしかず)が少なかった。ゴルフで言えば「届かなければ入らない」

 来週は大学病院でがんの定期検診。去年かかった内視鏡クリニックからは、「今年もご予約いただけることを心よりお待ちしております」と丁重な案内状が届いた。心から待ってもらうような楽しいことではない。

 内視鏡検査は医者にとってドル箱という話を聞いたことがある。ポリープ一つ取っていくらという報酬であるから、私のような患者は客とすれば上客ということになるのだろうか。

 以前駅から歩けないような距離にあった大腸クリニックが、駅から2,3分くらいのところに新築移転した。開業してからそんなに経っているクリニックではない。

 移転前に一度行ったことがあるが、このクリニックにもポリープの数ではずいぶん貢献した。愛想の悪い医者だった。

 先週のこと、朝コップで水を飲んだとき、そのコップが割れていることに気がつかなかった。

 家内が気がついたが、割れた破片がどこを探しても見つからない。
 他のコップにぶつけて割れたとすれば流しの周辺。

 目を凝らしてくまなく探したが出てこない。とすれば私の胃袋の中。
 1辺が1センチくらいのちょうど正三角形。厚さは1ミリくらい。

 この大きさのものが喉を通過する時気がつかないものであろうか。風呂上がりの一杯。胃に入ったとすれば痛みが生じるはず。
 
 割れたガラスの大きさが気になったが覚悟を決めた。便と一緒に出てくることを期待したが形は三角形。鋭利な部分が三カ所もある。
 
 今日食べた物はだいたい48時間後くらいに便になる。二日目が過ぎても腸に痛みはない。だがときどき気のせいかチクチクする。

 きのう家内が玄関の土間を掃除していて、三角形のガラス破片を見つける。大きさピッタリ。

 なんでここに。私が書斎で使ったコップを重ねて台所に持って行ったときに割れたとしか考えられない。家内から以前よりコップは重ねないでと言われていた。

 私の腸の中にガラスは入っていないことになった。

 考えてみると水でもなんでも飲むときはコップを確認する必要がある。
 コップというのは非常に危険なものであることに気がついた。

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