日銀は政策金利を1%に引き上げることを決定したという。
利上げをするということにはいろいろあるのだろうが、経済のことはあまり判らないから、利上げと聞けば住宅ローンの金利が高くなるということしか頭に浮かばない。
我が家の住宅ローンはすでに完済しているから関係ないが、私は50歳にもなって高額な住宅ローンを組んだ。当時の建売住宅が軽く2棟は買える金額だった。
返済できるか自信がなかったので、庭いじりの好きな家内には、大きくなるような木は植えるな、と引っ越しの時に注意した。
大きな木とローン返済は関係ないが、高額なローンを組むということはそういう気になってしまうものである。
あの当時変動金利でも4%台だった。予定返済期間20年の半分で繰り上げ返済した。我ながらよく返したものだと思うが、ただ運が良かっただけ。
こんどの金利の見直しで、5,000万くらいのローンを組んでいる人の返済額は月に6,000円ほど増えるらしい。年にして7万円ほどになる。
しかし私が20代の時都内に買ったマンションの住宅金融公庫の金利は5.5%。銀行の金利は9%だった。10年近く返済しても元本はほとんど減らない。
住宅ローン金利が1%を切るということは、私の世代からするとタダみたいなものである。1%になったからといって大したことではない。高金利を払わされてきた者としては同情するような話ではない。
住宅金利が高かった頃、預金金利も高かった。当時預金を5,000万くらいもっていれば、利息で食べていけた。
若い頃高い金利を払い、年取ってから預金利息の恩恵を受けることがない。金利にみんなとられてしまった。
住宅は当時かかった費用の半値になっている。ときどき何のために生きて来たのかと思う。



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