しかし生活には金がかる。魚屋から金目と白子とわさび漬けを買って、いくら払ったか分からないという家内の話。
糸ようじとボディシャンプーを買って2,000円。
青梅にそばを食べに行って3,000円。
酒が無くなったので1,500円。
家内が膝の注射をうって180円。
灯油が無くなったので2,680円。ガソリン満タンで5,600円
孫の誕生日祝いに1万円。
今日はまだ少ないほう。呼吸するごとに金がかかるように金が無くなっていく。
きのうは風呂の排水栓を閉め忘れ、水とガス代を無駄にしてしまった。いくらになるのだろうか。
家内がスーパーの払い込み機械に1万円札を入れて、「おつり300円」などという表示を見ると、生きている心地がしない。
これからまだ少しは余生がある。1万円をそんなに簡単に使っていいものなのか。1万円の価値がものすごく下がった気がする。
以前の1万円はラーメンを20杯食べられた。ラーメンは500円なのである。今は10杯も食べられない。
老後資金が2,000万あったとしても、物価が上がれば半分の価値しかない。
「ダイナマイトがよ、ほっほほ。ダイナマイトが150トン」小林旭の歌だと思う。あの声に覚えがある。
人生、わけのわからない歌に託したくなることがある。
「恋なんてぶっ飛ばせー」「人生なんてぶっ飛ばせー」
こんな歌に気持ちが少しバラけるというのも情けないが、人生そういうこともある。それでいいのだ。
今宵も酩酊して地震のないことを祈る。



コメント