70代は人生の峠

つぶやき

 60歳以上の4人に1人は、家族以外に相談しあえる親しい友人がいないという。

 ということは、4人に3人は相談し合える友人がいることになる。逆ではないかと思ったぐらいだから、高齢になって友人のいないという人は意外と少ない。

 「60歳を過ぎたら友人はいらない」と言う小林よしのりという漫画家がいるが、友人は一握りいればいいということで、友人は全くいらないということではないようだ。友人など一切いらないと言ったらカッコ良かった。

 私は友人のいない4人に1人に該当し、一握りの友人もいないから、どういうことになるのだろうか。

 きのうの定期検診で、次回は年末に近い日が予約日となった。70代の終わり近くなる。

 なんか分からないが70代に未練がある。考えてみれば誰だって70代に未練がある。70代が終われば先行きは決まったようなものである。

 70代は子供たちが祝ってくれた古稀の食事会で始まった。それなのにその後は病院通い。

 人生70代。若さと老いの峠のような時代だった。

 峠を振り返れば、峠にたどり着くことなく亡くなった友人を想う。

 峠の先を見れば下り坂。いいことがあるとは思えない。

 人生、登り坂では生きていることの意味を考える。下り坂では何のために生きてきたのが判らなくなる。

 家内が「もう寝ます」と顔を出す。人生どこまで二人で下り坂を歩けるのか。

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