台風30号の影響なのか、朝から一日雨だった。
今年は台風の当たり年。31号が発生しているが、台風が30を超えて発生するのは2013年以来だそうである。滅多にないことなのか、よくあることなのか。
浸水事故が多かった。アンダーパスでは死亡事故が起きている。あの印旛沼が決壊。堤防の決壊など古い昔の話と思うが、現代の技術をもってしても決壊は防げなかった。
家内は昼過ぎから美容室へ。白髪にしたくないらしい。私もそれがいいと思う。家内が髪を染めなければ翁と嫗の生活になってしまう。
家内も留守なので暇つぶしにテレビを見る。何十年も前の加藤剛さんの大岡越前。
相変らずひどい。ストーリーの内容も組み立て方もお粗末としか言いようがない。
加藤さんがあの二枚目顔できちんと演技をしていることは分かるが、こんなストーリーにまともな演技をすることが情けない。こんなドラマに加藤さんは出てはいけないのだ。
チャンネルを変えて、松井氏の巨人監督就任の続編。
松井氏も50を過ぎてなかなかの顔になった。失礼だが若い頃からハンサムではない。だがそれなりにいい顔になった。これから先、苦渋の顔にならないよう祈りたい。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
野球の話題からか、こんな言葉を思い出す。なるほどと感心するようなうまい言葉である。
野村監督の言葉と思っていたがそうではないらしい。野村監督の座右の銘だったようだ。原作は江戸時代の武術家。
「金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流」という言葉も野村監督の創作ではない。これも野村さんの座右の銘。
野村監督が亡くなってもうじき7年になる。
「王や長嶋はヒマワリ、私は月見草」
これは誰の言葉でもない、野村さんのオリジナル。
三冠王を最初に達成したのは王さんでも長嶋さんでもない野村さん。鬱積したものがあったはずだ。
妻の野村沙知代さんが亡くなって、憔悴しきった顔で寂しさを切々と語っていた。そうだろうなと思うが、夫婦のいうものは傍から見て分るものではないことをあらためて考えさせられた。
野村監督の話とは関係ないが、本や映画によって人生観が変わったという話が多い。私もそんなことを口にしていたかもしれにない。
本や映画によって変わったという元の人生観はどんなものだったのだろうか。
もともと人生観を持っていたのだろうか。本や映画で人生観が変わるというなら、しょっちゅう変えることになるのではないか。
年寄りのやるべきこととして、今まで使ってきた言葉のいい加減さを思い返すことが必要だと思う。
如何にいい加減な言葉を使って人と接してきたか。人生の反省とは言葉である。
だが反省は自己弁護以外のなにものでもない。反省はなかったことにするものではない。



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