世の中いろんな考え方があって、「理解に苦しむ」というようなことが多いが、自分も相手からすれば「理解に苦しむ」という事を口にしていると考えるのが社会人なのかもしれない。
このところ隣の奥さんの話が「理解に苦しむ」ことになっている。
お隣りは以前新聞販売店。新聞販売店の近所迷惑については以前このブログに書いたことがあるが、新聞の衰退とともに何年か前に廃業した。
奥さんの話というのは、近いうちに家を建て替えたいということである。
我が家がこの地に引っ越しする前に、新聞販売店は木造から鉄筋コンクリート2階建ての建物に建て替えたが、廃業したことから店舗部分が無駄になり、住まい専用として使いやすい家に建て替えたい、ということらしい。
以前の建て替えをしたとき、ほぼ建物完成と同時に経営者であった父親が亡くなったしまった。まだ50台くらいだったらしい。その後を息子が引き継ぐことになった。その息子の配偶者がこの奥さんである。
建て替えに関しては我が家に大きなリスクがある。隣の建物は我が家との地境から45センチしか離れていない。我が家から見ると鉄筋クリートの壁が立ちはだかっているという印象になる。
しかも我が家に隣接して作業場として地下室が作られてあった。
建て替えをやめてくれとは言えないが、住居地域内での延べ200㎡を超えるようなコンクリート建物の解体。足場も組めないほど隣接していて地下室もある。
これを壊して建て替える。我が家に何らかの影響が生じるであろうことは十分予想できる。
最近の建物解体における事故や解体業者の質を考えると胃が痛くなる。彼らは近所への配慮などしない。そんなことをしたら仕事にならないと考えている連中だ。国籍不明の外国人も多い。
お隣が新聞販売店をしていたとき、全く騒音に対する配慮が無いので何度が注意をしたことがある。土地の境のフェンスもうちに敷地内に入り込んでいる。
口頭ではらちがあかないので騒音や土地の境のフェンスについて文書を送ったら、弁護士から「今後一切クレームを言わない」という誓約書を書けという通知が届いた。
誓約書を差し出すべき人間は新聞屋ではないかと弁護士に抗議したら、その後なんの連絡もなかった。
建て替えについて隣の奥さんと家内が話をしたが、新聞販売店をやっていた時の騒音問題や地境の問題に、お隣さんがなんの返事もしなかったことの訳が少し判った。
隣の奥さんが言うのは、「お宅は(我が家のこと)うちが新聞販売店であることも、2階建てのコンクリートの建物であることも、建物の境が45センチしかないことも知っていて引っ越ししてきた」
「私たちは親の商売と建物を継いだだけで、新聞販売店をやめれば使いにくい家に住まねばならず、そういうことでは負の遺産を引き継いだという事で、自分たちも大変な迷惑を受けている」
「新聞販売当時の騒音ついても私たちが始めた仕事ではなく、苦情を言われるのは心外だ。地境のことや敷地目いっぱいに建物を建てたのは父親で、自分たちではない。文句を言われる筋合いはない」
この考えは当然のことと、隣のご亭主や奥さんは考えているらしい。
親の財産を相続すれば親の責任も相続することになるのだが、その辺は判っていないらしい。


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