福岡県議会のみかじめ料の話。今度は福岡市長が立候補の際5,000万円、県自民党の幹部から要求されたという話が本人の口から出てきた。
払ったのかどうか会見からはハッキリしない。要求されただけのことかもしれない。
本当のところは判らないが、そういうことってやってるだろうな、という変な信頼がある。
きのうのブログに書いた母の郷里の町議会は、何年か前、町が市になったことから市議会となった。
議員だった従弟はどうしても勲章が欲しく、現役の議員では勲章がもらえないという取り決めから議員をやめ、念願の叙勲を受けることになった。
なんとなく物事が分かっている人間と思っていたが、勲章をもらうことにこれほどこだわるような人間とは思わなかった。
いとこはそれから5年後くらいに78歳で亡くなったが、長男が跡を継いだ。
もともと米作農家であったが、いとこがまだ若い頃から農地を人に貸して、農業をやめてしまった。いち早く農業に見切りをつけたということである。
息子も高校卒業後、町にできた清涼飲料水の工場に就職し、定年まで勤めたようだ。
いとこの葬式の時、市議会の共産党の議員が弔問に来たが、今は自分も市議会の議員であるいとこの息子は、大げさに言うとうろたえていた。
私に耳打ちをして「あの人は共産党だ」と言う。それがどうしたと私は思うが、彼にしては自分の父親の葬儀に共産党が来るということは一大事なことであるらしい。
何十年も前の話ではない。田舎の人にとっての勲章、共産党。他にもあると思うが、私が考え思っていることと全く違う。
東京に住んでいる者がスタンダードと思いがちだが、そんなことはない。
共産党の議員が葬儀に参列したことに、いとこのせがれは恐怖に近いような表情を見せた。
共産党がタブーであることは田舎の人にはスタンダードなのだ。
いとこのせがれと私は4歳違い。いとこと私との差は23あるから、いとこの子の方が私の歳に近い。子供のころから気の小さい子であった。
市議会の議員になったからと言って、大所高所から世の中を見つめる能力を取得したわけでもない。
「田舎の学問より都の昼寝」とも言い切れないが、因習という言葉は地方に根付く。
福岡県議会の問題。やっているだろうなと思う。母の郷里の市議会。大したことはやっていないなと思う。



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