久しぶりにいつもの公園へ、という書き出しは何日か前のブログにあったように思ったので見てみたら1週間前の月曜日。雨が続いていたのだ。
ウィークデーの昼下がり。いつものようにあまり人はいないが、駐車場は満車に近い。
この公園から最寄りの駅までは歩いて15分くらい。門限は午後7時になっているが、駅から遠くに住んでいる人たちには、かっこうの無料駐車場ということなのだろうか。
家内と私とでは歩く速さがまったく違うので、いつの頃からか、この公園のかなり手前から家内は車から降りて歩くことにしている。
私が園内1キロのウォーキングコースを歩き終わる頃、家内は私の少し後を歩いていて、タイミングが合う。
しかし実は私も家内もその歩数では医学書の言う数字には足りない。家内は帰り道にまた車から降りて我が家まで歩くことがあるが、私はいつもズル休み。
今日いつものようにコースを歩いて本当に歩きにくい。どうしてこんなに足が重いのか。情けなくなった。
足が重いとか痛いとか言っても、歩けるだけまだいいと思わなければいけないが、これでは歩けないのも同じではないか。
医者はガニ股で歩くのがいいという。言われなくても大分前からいろんな歩き方をやってきた。何をやっても効果がない。
大学1年生のとき、合唱サークルの夏の合宿先が信州小諸であった。
合宿先は小諸の駅から歩いて何分だったのか全く分からないほどの山の中。みんな黙々と山道を歩いた。青いリンゴが記憶にある。
9月からの授業が始まって、合唱サークルの会報が配られた。
当時指揮者とは別にボイストレーナとして、プロの合唱団に所属する専門家に指導をお願いしていた。
その先生がサークルの会報に、「若者たちは山道をひたすら歩いている。ただ歌うために」というような文章を寄せた。
いい文章だなあ、としみじみ思った。
私にも、ただ歌うために歩いた道があったのだ。今は血糖値のために歩いているなどと、つまらぬオチなど口にするものではない。
これが人生なのだ。


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