元気に出かけた息子が事故に遭う

つぶやき

 他校との練習試合のために朝早く元気に出かけて行った息子が、バス事故に遭ったと知らせを受けたら親の気持はどうなるのか。なんともつらい事故である。

 磐越自動車道のバス事故は、一人の生徒が亡くなり、何人も重傷者が出ているようだ。

 報道によれば、学校側の予算の都合からバス会社はレンタカーで対応し、運転手は運行会社の社員ではなく、「知人の紹介」という運転手で、事故歴も持病も把握していなかったらしい。

 これからいろいろ問題になるようないきさつがある。

 きのうのニュースで校長のインタビューが放送されていたが、生徒を預かる身として、記者からきつい質問を受けても答えようがないだろう。

 だが、人命に関わる事故が起きた時いつも関係者が口にする、「こういう事故が二度と起きないように…」という言葉はやはり言うべきではない。

 死んだ人が生き返ることはない。死んだ人を「例え」として、「こういう事故は」と言っているのだ。家族としては「例え」にしてほしくはない。

 こういう発言を聞く度に、「二度と起こさない」と言うことが、責任を取ったことになるというように聞こえる。

 考えてみると、バス事故というのは被害が大きいものであることは当然と言える。

 一人の運転手に何十人もの人の命がかかっている。電車と違って軌道を走っているわけではない。電車以上の注意力が求められる。
 
 2012年の関越道での事故では、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負った。
 事故は運転手が長時間勤務で居眠り運転をしたことが原因だった。

 2016年の軽井沢スキーバス転落事故では、乗員・乗客41人のうち15人が死亡、生存者全員も重傷を負った。

 原因には運行会社の管理不備と、運転手の経験不足が挙げられている。運転手は運行前に大型バスの運転に不安を漏らしていたという。

 生徒を亡くした高校では、今晩父兄への説明会を行うという。
 父兄になんの報告もしないというのも問題かもしれないが、事故の顛末を報告したとして、それがなんになるというのだろうか。

 私が出席したとすれば、孫でなくてよかった、という事でしかない。

 亡くなった生徒さんとご家族には申し訳ない。

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