忘れることにつけ込むのはよくない

つぶやき

 コピーしておいた、「上皇陛下と安倍首相:10年越しのすれ違い」という記事をじっくり読んだ。

 安倍さんは上皇陛下の要望をことごとく拒否していた。

 生前退位、皇位継承、女性天皇など、上皇(当時は天皇)陛下に国の制度に関する発言は一切許さない、という態度だったようだ。

 安倍さんはずいぶん悪いことをしてきた人だなと思う。悪いことと言っては語弊があるが、そうとしか言いようがない。

 特定秘密保護法(2013年)、集団的自衛権の容認(2014年 閣議決定)、安保法制(2015年)、共謀罪法(2017年)、盗聴法(2016年)、武器輸出三原則の撤廃(2014年)、国家安全保障会議(NSC)の設置(2013年)

 どれをとってもいい法律のようには思えない。国民を追い詰めるようなものばかりではないか。

 成立に関しても、国会で審議すべきものを閣議決定で強行したり、議論が熟していないのに採決したり、好き勝手なことをしていた。

 そのうえ必ず、「国民の皆さんには丁寧な説明をします」。一度もされたことがない。

 安倍さんはその回顧録で、「日本人は現状変更が嫌いで、成立後は受け入れる」と語ったとされている。

 要は日本人はすぐに忘れてしまう、と言っているのだ。

 これだけの国民を愚弄した立法が勝手になされたのに、安倍さんの言うように日本人はきれいさっぱり忘れている。

 きれいさっぱり忘れていても悪法は生きている。取り返しがつかないことがどんどん行われてしまったのだ。

 次回の衆院選は4年後になる。高市さんは解散しないはずである。
 この4年に高市さんは何をしでかすか。国民は手のくだしようがない。

 憲法記念日のブログに書いたことだが、高市さんは天皇はお飾りでいいと考えていると思われる。安倍さんもそうだったのだろう。

 きのうの毎日新聞3面に大きく、「皇族確保、皇位継承」に関連する記事があったが、宮内庁幹部の言葉が引用されていた。

 「皇室の皆様の生き方の根幹にかかわる課題がずっと中ぶらりん。(政権は)皇室を尊敬しているとは全く思えない」
 
 まさか宮内庁の幹部がこんなことを口に出すかと思ったが、すぐにそうだろうなと思った。高市さんたちは、「天皇は晩餐会だけやっていればいい」と考えているようだ。

 上皇陛下は、人間として自分も家族も生きていきたかったと思われていたのではないだろうか。

 被災地で膝をついての住民との対話はそれの表れであり、政権に対する抗議だったのではないだろうか。

 

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