昭和39年の東京オリンピック開会式の入場行進をよく見る。スマホの画面であるから迫力とか臨場感というものは無いが、それでも感動する。
いくつもの動画があるらしいが、私がよく見るのはガーナの選手が入場する時の場面を見出しにしたもの。
時計が2時を指し、オリンピックマーチの序奏が鳴り響いて、防衛大の学生が先導するギリシャの選手団の入場から始まる。
「先頭はオリンピック発祥の地ギリシャであります。その国旗が日本の東京のメインスタジアムのレンガ色と見事なコントラストを見せております」という実況アナウンサーの声に気持ちが高まる。
最後に日本選手団の行進。各国の要人も席を立ち、拍手を送る。
選手団は帽子を胸に掲げ、貴賓席に向かって敬意を表す。
「日本の若者の大デレゲーションであります」とアナウンサーの声は絶叫に近い。このアナウンスでデレゲーションという言葉を知った。
天皇は実に控え目にふるまっていたように思う。
開会式が終わって、どこかの国の偉い人か報道関係者か覚えていないが、天皇陛下がエラぶることもなく変なパフォーマンスもせず、ずっと立ち続けていたことに感動したという話があった。
一国の王位というか皇位というか、そういう権威というものに対する敬意というのは、あの入場行進における選手団の行動ではないか。
と言っても私は天皇崇拝者ではない。
高市首相はあからさまに天皇の権威を無視している。侮辱していると言っていいだろう。平和を願う天皇には敬意も何も感じないらしい。
皇室典範が改正される。皇位の安定した継続のための改正ではない。天皇や皇族の力を弱め、「政治家の言いなりになる皇室」作るためである。
天皇が侮辱されている。天皇は誰でもいいと言っている。大変なことではないか。
国民もテレビも新聞もなぜもっと問題にしないのかㇽ


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