今日は憲法記念日

つぶやき

 今日は憲法記念日。昭和21年11月3日に公布された日本国憲法が、昭和22年5月3日に施行されたことを記念する日。

 国務大臣、国会議員などには憲法を守る義務があることが99条に規定されているが、憲法改正を党規約に歌う政党によって日本の政治は行われてきた。おかしな話である。

 「昭和の日」の4月29日、東京・日本武道館で政府主催の「昭和100年記念式典」が開かれ、その一部をユーチューブで見たが、少々違和感を持つ。

 天皇皇后両陛下が出席されたが、天皇のお言葉はなかった。昭和100年。神である天皇が人間になった時代である。あってしかるべきである。

 宮内庁は、「天皇陛下のお言葉は式次第には入れない様に」という高市政権の要望で、天皇陛下の挨拶がカットされたと公表している。

 もう一点。高市首相がはしゃぎ過ぎである。自衛隊音楽隊の演奏にノリノリで手拍子。天皇が臨席している場では不敬ともとれる。この人は関節リュウマチで握手もできないと言った人ではないか。

 話が変わるが、上皇陛下は平成27年8月15日の全国戦没者追悼式において、「さきの大戦に対する深い反省とともに…」というお言葉を述べられている。

 今上天皇は令和2年8月15日の全国戦没者追悼式において、「過去を顧み、深い反省の上に立って…」と述べられている。

 両陛下のお言葉は、いずれも「政治的発言」ではなく、 戦争の犠牲者への追悼と、平和を希求する象徴としての姿勢を示すものとして理解されている、ということになっている。

 だが安倍元首相、今は内閣総理大臣である高市早苗氏にとってこのお言葉はどういう意味に聞こえるのか。「深い反省」など、彼らにとってはとんでもないことではないだろうか。

 上皇陛下は、日本国憲法は日本が作ったと理解されている。

 安倍首相は国会で、日本国憲法は連合国総司令部がつくったと答弁している。インターネットの番組では「みっともない憲法ですよ、日本人が作ったんじゃないですから」などとも語っている。

 日本国憲法を「守るべき大切なもの」だと明言する上皇陛下とは正反対だ。

 話は戻るが、昭和記念式典で天皇夫妻が座ったテーブルには1輪の花もなく、無地の地味な屏風1隻を背にしてお座りになっていただけである。

 高市首相は「天皇はお飾りなのだ」という事を印象づけたかったのではないだろうか。

 先の大戦を反省されては、これから軍備を拡張して強い国になろうする政権にとっては好ましいことではない。天皇のお言葉は高市さんにすれば、邪魔な政治的発言以外のなにものでもない。

 日本を天皇を中心とした一つにまとまった国にするという天皇は、今の天皇でも雅子さんでも愛子さんでも秋篠宮家でもなく、600年前の皇統を継ぐ男系であれば誰でもいいということではないか、と思われる。

 式典後、皇陛下は宮内庁を通じて「過去の歴史から謙虚に学び、深い反省とともに平和を守るために必要なことを考え、将来へとつなげる努力を続けることが大切との思いで式典に臨んだ」と述べた。

 高市さんの目はますます吊り上がるのではないか。

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