5年目に入る経過観察

つぶやき

 今日は3ヵ月ごとのがんの検診日。手術後5年目となるが、検診はいつも気が重い。

 あれから4年。感慨ということはないが、早いものだと思う。

 大学生であれば卒業。がんの場合はあと1年病院に通わなければならない。

 5年経てば完治したという事ではなく、経験則上再発・転移の危険が薄らいだ、というだけのこと。

 5年経てば20歳というなら楽しいが、80歳では病気が治っても治らなくても大した変わりはない。

 仕事をやめ療養に専念、という事だったが、1回の手術で治療は終わり、放射線も化学療法もしないで済んだ。暇を持て余した4年間であった。

 私のがんの場合、声枯れが初期症状として現れるから早期発見が多いらしい。5年生存率は他のがんに比べてかなり高い。

 がんになったことはショックだったが、幸運だったともいえる。病気で苦しんでいる人には申し訳ない。

 毎日日が過ぎていく。毎日金が減っていく。これから先どうなるのかなという気持ちがある。

 多分どうにもならないだろうし、どうにかなったとすればいいことであるはずはない。

「今日もまた 私はひとりこの道を歩くのです きっとあの人が帰ってきそうな そんな気がして」

 歳は違うが、お千代さんの歌の気持がよく判る。「そんな気がして」生きている。

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