忙しければいいというものではない

つぶやき

 今日はいろいろと忙しい一日であった。
 歯医者の予約があり、台所の物入れの蝶番を直さねばならず、ガス器具の点検があり、燃えるゴミの搬出日でもあった。

 高齢者に予定があるということは結構気持ちの負担になる。
 時間が過ぎればすべて終わる。分かっているがせっかちな性分は事を大きくとらえてしまう。老人性うつはせっかちから始まるという。

 いつもの公園、3時を過ぎてから行くことになった。
 曇り空。夕方。あまり人はいない。いい公園だと思う。

 大型犬が草むらでくそをしていた。3本ほど太いくそ。
 ちゃんと始末してくれよ、と飼い主を見たら、一見その筋風のごつい男。
 その男がやわらポリ袋を取り出し、くそをつかみ取っていた。犬を可愛がっているらしい。

 「飼い犬のフンは持ち帰ってください」。この掲示を見るようになって何年経ったのだろうか。その筋風の男もルールを守っている。おもわず苦笑してしまった。 

 5時近くになって飲み始める。いつもよりだいぶ遅い。
 一律2万円を給付という話がテレビに映る。毎月なのか1回だけなのか。耳が遠くて聞こえない。毎月であったらありがたい。

 今日の気分を歌謡曲で言うと「雨」かなと思う。
 「雨に濡れながらたたずむひとがいる」。雨は降っていないがこの歌はなんにでも合う。

 65歳。年金23万円。貯金1500万円。夫婦ふたり、悠々の生活をしているというネットの記事。貯金の取り崩しは毎月2万円くらい。

 歳を取るとそんなにお金は必要なものではありません、という話をよく聞く。
 そうかなと思う。

 「歩く力1日3秒でOK」。ホントかよと思って見たら漢方薬の広告であった。

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