何を考えていたのだろうか。中道改革連合解体。1月の結党からわずか8カ月足らずで実質消滅する。
野田さんの政治的センスがゼロだったということである。思慮深げな人に見えたが、何も考えていなかったようだ。
どの党を支持するという気はないが、政治には拮抗が必要。1党を独走させてはろくなことが起きない。
イデオロギーなどという難しいことは判らないが、第2党に投票することが国民の利益になると考えている。その第2党が存在しないのだから、困ったものである。
高市さんは敵失で勝ったようなもの。オール自民のような政党の林立。しっかりした第2党が現れなければ日本はまた危険な道をたどることになる。
話を変えたほうが良い。
綿引洪という俳優さんを先日古い時代劇で見たが、この人は確か樫山文枝さんのご亭主。綿引勝彦ともいうらしい。6年前に75歳で亡くなっている。
ちょっと強面の人なので、あの樫山さんのご亭主ということを知ったときは驚いた。
樫山文枝さんと言えば「おはなはん」。いつの頃のドラマだったかと調べたら昭和41年。私が19歳。
とんでもないほどの人気だった。あの頃どの家からもあのテーマ音楽が流れていた。
おはなはんの話は明治の中期、愛媛県大洲市を舞台にした、一人の女性の10代から80代の生涯を描いた物語。
おはなはんは早く夫を亡くし二人の子供を育てるが、実に明るく前向きに生きる。それまでの母もの映画の暗く陰鬱な苦労話とは全く違う。
樫山文枝さんは今までの女優さんのようにとにかく美人というより、笑顔とか人柄の良さということを人々に伝えた最初の女優さんであったかもしれない。
おはなはんの笑顔が、それまでの時代の雰囲気を変えてしまったように、10代の私にも思えた。
時代を変えたものはいくつもあると思うが、謝国権氏の「性生活の知恵」が頭に浮かぶ。浮かばせたのかもしれない。
当時私は中学生。性生活の「知恵」を借りる必要はなかったが、世間ではエライ評判だった。
昭和35年の初版は5000部だったが年末には40万部に達し、昭和41年9月末までに152万部を達成した。昭和45年4月までに138回もの増刷を重ね、200万部を突破した、とウィキペディアにある。
実に10年もの長きにわたって、国民に読み継がれたことになる。
高校生の頃読んだ事があるが面白くなかった。どうであれば面白かったのか、ということもある。
とにかくこの本は啓蒙の書ということであったが、どう啓蒙されたかは確認できることではなかった。



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