大川原化工機冤罪事件で保釈が認められず、胃がんで亡くなった相嶋静夫さんの遺族が提訴された裁判を注視していかなければいけない。
胃がんを発症して命に関わるという病状で、逃亡や罪証隠滅の恐れがあるということを理由に却下した。
一人の裁判官のしたことではない。37人の裁判官が8回にわたる保釈請求をことごとくしりぞけた。
本当に判断したのか。検察に忖度したか、前の判断を踏襲したほうが責任が生じなくていいと考えたのか。深く検討したとは思えない。
6月29日に第1回口頭弁論が開かれたそうだが、国(被告)は請求棄却を求めて全面的に争う姿勢を示した。
国としては建前からそういうことになるのだろうが、遺族が尋ねているのは法律論ではない。
裁判が法律に従って行われることは百も承知。だが相嶋さんの遺族は、人を死なせるような法律によって裁判がなされるのはおかしいと言っているのだ。
国側は、身柄拘束の必要性は裁判官の裁量であり、国家賠償の対象にはならないと反論している。人の命を裁判官の裁量に任せていいのか。
どこまで裁判官はエライと思っているのか。裁判官に限らず、検察も警察も。
犯罪を犯したとされる者が逮捕される時、親が死にそうだから一目会わせてくれと言っても会わせず逮捕する。そんなに警察はエライのか。
大川原化工機冤罪事件はどうしようもなくひどい事件であった。警視庁公安部だけでなく、検察も裁判所もいい加減としか言いようがない。
そのひどさを遺族が裁判に訴えているのに、そのひどさの原因となった法律を盾に、国に責任はないという。
ふざけちゃいけないよ。みんな丸坊主になって遺族に謝罪すべきではないか。
国の制度というものはお上の権威ということしかない。権威は作るものではない。国民が感じるものである。
みんないい加減である。国民のための制度というのはみんないい加減ではないか。
いい加減でないのは税法だけである。
緊急地震速報の誤報は勘弁してほしい。


コメント