タチのいいがんと悪いがん

つぶやき

 明日は家内の肺がん手術後初めての検診日。

 「♪あれは3年前 止めるあなた 駅に残し…♪」ではなく、あれから3ヶ月後。あのとき紅葉はまだ始まっていなかった。

 あれから初秋が過ぎ、晩秋が過ぎ、正月も過ぎて、春を待つ季節。

 肺がんは危険な病気。手術をして3カ月もの間経過を診なくていいのだろうかと思うが、深刻に考えるようながんではなかった、ということなのだろうか。

 その辺がとても不思議である。私の喉頭がんも昨年のPET-ctでリンパ節の異状を指摘されたが、医師は「あなたの場合、転移はあまり考えられないがんだ」と言う。

 良質ながんと悪質ながんというのがあるらしい。

 今日、川越の乾物屋にいつものかつお節を買いに。デパートでは家内の化粧品の出店日でもあった。

 多分3年ぶりになると思うツィ―ドのジャケットに、アスコットタイをして出かけることにした。

 オシャレをしたいということではない。高齢者によく見かけるダウンのジャケットに綿パンかジーパン。頭に野球帽というスタイルが汚らしく見えて嫌なのである。

 ネクタイはしないとしても、きちんと上質のジャケットを着て、セーターではなくワイシャツに、寒ければ形のいいベストを着て出かけたかった。

 正直言ってカジュアルということが判らない。きれいに格好よくカジュアルを着こなすということが私には判らないのである。

 家内の父親がいつもそうであった。我が家に遊びに来るのにいつもスーツにネクタイをしていた。義父の印象に汚らしいということがない。

 私には好きなジャケットがたくさんある。自慢になるがいずれもトップブランドの高級品ばかり。歳をとった今こそ、好きなジャケットを着るべきではないか。

 仕事をやめたからといって灰色ネズミのような服装をすることもない。もうよそ行きも普段着もないのだから、ちょっと買い物に出かけるとしても、好きな服装で行った方がいい。灰色ネズミのような服装では余計に年寄りになってしまう。

 今日、30年来の近所の知人が、この7日に亡くなっていたことを知った。94歳。100歳まで生きると言っていた。

 家族のように語り合ってきたが、何も残るものはなかった。ご冥福をお祈りする。

 今夜も地震がないことを祈りつつ。

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