ウクライナではロシアのミサイルが首都キーウを攻撃し、中東では人々が爆撃に怯え、寒さと飢えに苦しんでいる。
日本はタレントのトラブルで、大手企業の数社がフジテレビのCMを止めるらしい。
ということは、フジテレビでCMを流すと、商品に悪い印象を視聴者に与えることになる、ということである。
のどかなものである、と言っては渦中の女性に失礼かもしれないが、いまのところなにがなんだか分からない中で騒ぎだけが大きくなっている。
しかし社長が記者会見するくらいだから、なにかとんでもないことになりそうなのかもしれない。
中居正広というひとりのタレントに、フジテレビの浮沈がかかっているようだ。タレントというものはそれほどまでの力を持つようになったのか。
たいした芸人とも思えないが、テレビの世界が芸人に格付けというようなものを与えているようである。マツコなるゲイ人はもはや大家のようである。
ここ何年か何かあると、「第三者委員会を立ち上げて」ということが多い。
公平な第三者の目で事態を検証し解決する、ということらしい。
立ち上げるのはいいが、その後どうなったのかはっきりしない。
メディアも、いろいろ揉めているときは話題になるから取り上げるが、解決してしまっては取り上げる価値がない。
誰かが解決しかけたトラブルを、大きな山火事のようにしたいようである。
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