花菖蒲は七分咲き

つぶやき

 秋野暢子さんが食道ガンなどの多重ガンを発症したのと、私がガンを発症した時期はほぼ同じ。「同期のガン」ということになる。

 同期のよしみ、彼女のブログはよく読んでいた。

 直近のPETctの検査で、変化は認められなかったということだからなによりである。回復と聞けばこちらも楽しくなる。

 狭山市の智光山公園に花菖蒲を見に行く。6月半ばが見頃と聞いている。

 駐車場はかなりの混雑。「レレレ(おかしいなという擬音)月曜日なのに」と思う。
 介護施設のミニバンが多い。

 駐車場から少し下がる道を歩くと、左右大きな木立に囲まれた菖蒲園と言うのか花壇と言うのか分からないがその空間に、藤色や白、紫、黄色といった色彩が目に入る。

 “ウワー咲いてる” 2週間ほど前に来たときはただの草むらであったから少し感動する。

 花をめぐる路を歩きはじめると、「ちょっと早いかな」という感じ。

 しかし咲き始めであるから花がみんなしっかりしている。花菖蒲は枯れ始めても茎にくっついているし、花自体が大きいから、盛りを過ぎるとだらしなく見える。

 車椅子に乗った何人もの人のグループをいくつもすり抜けて一回りした。
 バラのときもそうだった。

 6月の昼下がり。太陽は無く曇り空。少々蒸すが心地よい風。雨に咲く花。杖をついての花見物。
 いつものようにせっかちだが、いい時間だったなと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました