9月も残り1週間。9月を英語ではセプテンバー(September)というが、Septとは7を意味するのに何故9月なのか。
9月は、関東大震災から100年に始まり、ジャニーズ一色の月であった。
被害者の心の傷に社会も理解を寄せているようだが、もっとジャニー喜多川のなした行為は重大な犯罪だという認識が必要だ。
デヴィ夫人などはそれまでの人生からして、ジャニー喜多川の犯罪性がも理解できないようだ。
ジャニーズ事務所の前の社長さんは、記者会見後ハワイで豪遊をしていたらしい。1泊5億円という。
逸見政孝さんが亡くなって30年が経つという。1993年に48歳の若さで亡くなっている。
「私が今侵されている病気の名前、病名は………癌です」と語った記者会見は、30年前の9月のことだった、と新聞は伝えている。
人気絶頂の時の死であった。定期健診で胃がんが発見され、わずか1年の命であった。
作曲家の西村朗さんが7日に亡くなった。69歳。NHK-Fmで毎週日曜日に放送されていた「現代の音楽」の解説もされていた人である。
右上顎ガンによる死ということだが、このところ頭頚部ガンに関する記事を見かけることが多い。発症率の低いガンとされているが、呼吸や視力に影響することから甚大なガンであることには変わりはない。
9月場所は貴景勝の優勝で終わったが、11勝4敗の優勝ではレベルの低い場所ということになる。
優勝決定戦では、平幕15枚目の熱海富士を相手に体をかわしたが、大関の取る相撲ではないと批判されている。
負ければ「大関としての責任を果たしていない」ということになる。相撲協会の役員は、現役の時どんな相撲を取っていたというのか。
しかし舞の海の解説というのはくどくて聞き苦しい。
相撲はくどくどと解説するものではない。
八角理事長というのも、なにかあれば伝統伝統というが、神が宿るという土俵上の屋根を吊りあげてなにが伝統か。
4本柱では力士が衝突をして怪我をするから撤去したものと思っていたら、テレビ中継のためだという。
9月は敬老の日があった。孫たちには会えなかったが電話をくれた。
来年のピアノ発表会にはぜひ来てほしいという。何を弾くかはそのときのお楽しみという。
もう一人の孫はサッカー部の副キャプテンになったらしい。
みんなのびのび育ってほしい。苦労は人間を小さくするだけのことである。どんどん伸びていけばいい。
9月は暑と涼が入り混じる月であるが、愁という字が似合う月でもある。
セプテンバーソングという歌があるが、映画旅愁に使われた曲である。旅愁の原題名はSeptember Affair(9月の出来事)であるが、どうして旅愁ということになったのだろうか。
愁という字は秋の心と書くから、なにか深い意味でもあるように人は思うのかもしれない。旅愁、哀愁などはいいとして、湖愁などはなんのことか分からない。
愁う(うれう)ということに明快な意味がないから、情緒的に使われるのであろう。愁とは違い、憂うはより具体的である。
9月はいい月なのかよくない月なのか。竹内まりあの歌でも太田裕美の歌でも、9月のことはいい思い出として歌っていない。
若い女性にとって9月は辛く悲しい季節なのである。みんな男が悪い。歳を重ねた年寄りには、9月は若き頃の後悔を思い出す月でもある。
猛暑を何とか乗り切った年寄りの身に9月は苦月。秋の哀愁もいいが、ご愁傷様と家族が挨拶されることのないよう、もうしばらく元気に何回かの9月を迎えたい。(了)
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