75歳過ぎで運転免許を更新するには、認知症検査、高齢者講習を受けなければならない。
高齢者講習には、ビデオを見て交通ルールを勉強する座学と呼ぶものと、実際に車を運転する運転技能講習がある。
運転技能講習は、受講すればいいだけで合格不合格ということはない。
75歳を過ぎて一定の交通違反をした場合、運転技能「講習」が運転技能「検定」に替わる。この検定に合格しないと免許の更新ができない。
2年半ほど前、一時停止違反で青切符を切られたが、9,000円を払い、その2カ月後くらいに鴻巣免許センターでの違反講習をさせられた。
この講習と高齢者講習は関係がない。この講習は交通違反に対するペナルティ。
ま、とにかく高齢者が免許を更新するのは面倒だし、金もかかるようになってきた。
免許証の交付費用2,850の他に、高齢者は1万近い費用が掛かることになる。検定に不合格なら再検定で1万円は超える。
こんな説明書きをするのは不本意だが、きのう運転技能検定の再検定を受けたことから、高齢者講習のあり方について少々考える。
「やらないよりはやった方がいい」というのが、こういう制度の存在理由。
しかし問題とすべき内容はいくつもあるが、なにより肝心かなめの運転技能の講習や検定において、狭い講習コースを時速20キロ以下のスピードで車を走らせることにどんな意味があるというのだろうか。
このスピードでは高速では当然に、一般道においても通行妨害(安全運転義務違反)と判断されることがありえる。そんなスピードでの講習や検定になんの意味があるというのか。
初回の技能検定で、信号無視として一発退場の40点減点となったが、検定員の言葉を私が錯覚したことが原因。錯覚するのが悪いが、検定という特殊な場で錯覚するような言葉遣いをする者も悪い。
きのう検定員は、「ここは道路ではありません。検定のコースです。そのつもりで運転してください」とスタート前に私に言った。
前回の失格からこの検定員の言う意味がよく判る。まともに走ってはダメだ、時速は10キロくらいでいい。おもちゃのようなコースをおもちゃのように走れ、ということである。
こんなバカな話はない。何を検定するというのか。バカな話を我慢してコースを何周も回って「ハイ100点満点です」
「ひとつの間違いもないとてもいい運転でした」と検定員が褒める。こんなバカげた運転をさせて褒めるというのが理解できない。
この埼玉県警というジャンパーを着た検定員と言うのは何者なのか。みんな年寄りである。現職の警察官とも思えない。ひとりの受検者に3人くらいが関わっている。大変な人数と人件費である。
帰って調べてみると、「あの警察の上着っぽい服を着ている人たちは警察官ではなく、警察から委嘱された民間の指導員。日給制の非常勤職員(いわば公的アルバイト)です。着ている服の警察の表示やマークは似せて作ってありますが、細部は違うようになっています。元警察官とか民間教習所の定年退職者が多いです」(コパイロットの)回答。
そんなこったろうと思った。日給制の非常勤職員が偉そうに威張って検定している。事故が少なることはありえないのだ。ネットでは退職警察官たちの小遣い稼ぎと揶揄されている。
「やらないよりはやった方がいい」という程度のことなのに、高齢者講習の重要性なるものを誇張している。
講習を受けた高齢者が事故を起こしても、講習員たちが責任を負うことはないのだから、エラそうな口は利かないほうがいい。



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