家系にもいろいろある

つぶやき

 ガン家系とか、脳梗塞家系という言葉をよく聞く。痴呆家系というのもあるらしい。私は何系なのだろうか。

 父親は40代で死んでいるから詳しいことは分からないが、昔母から見せられた書類には「戦病死」と書いてあった。詳しい死因は結核であったらしい。

 母親は99歳まで元気でいたが、餅を詰まらせて亡くなった。80歳の頃は立派な認知症であった。

 兄弟では姉がガンで亡くなっている。重度の糖尿病も長年の持病であった。もう少し生きていれば認知症も発症したかもしれない。

 兄がいるが、まだ生きているらしいが、なにか病気を発症したかどうかはわからない。あまりいいことではないがここ何年も行き来がない。

 姉に似ていると言われるから私はガン系なのかもしれない。喉頭がんを経験しているが、呼吸困難では死にたくない。
 
 「ご家族かご兄弟に糖尿の方はいますか」と、問診書で必ず聞かれる。仕方ないので「います」としなければならない。糖尿の家系と思われてしまうのであろう。
 
 「ご家族かご兄弟に認知症の方はいますか」という問診書はまだ書いたことがない。この問診書の場合は私には書けないことになる。

 「チホ―家の人々」にはなりたくない。

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