NATOは弱腰

つぶやき

 なんとも情けないことになってきた。北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議がオランダのハーグで開かれ、主要議題のはずだったウクライナ支援の議論は深まることはなく、首脳宣言にはロシアの侵略を非難する文言すらない。

 NATOの結束力は意外と弱いのではないか。プーチンの脅しに屈しているように見える。

 トランプに助けを求めている。ルッテ事務総長がトランプ大統領に送ったという私的なメッセージの画像を、トランプは自身のソーシャルメディアに投稿している。

 トランプを褒めちぎっている。みっともないほどのおべっか。

 ルッテ氏の記者会見を偶然見た。記者団から、メッセージの公開で「恥をかかされたと思うか」と尋ねられたが、「全くそう思わない。何の問題もない」と真顔で答えていた。

 トランプは以前NATO脱退を示唆していた。自分たちのことは自分達でやれということである。

 ロシアが侵攻したとしてもアメリカには関係ない。強い者が生き残ればいい、というのが彼の考えである。

 イランの核施設攻撃は、広島・長崎の原爆投下と同じ効果があった、と述べている。戦争を早く終わらせた、ということである。
 原爆投下は正義なのである。日本人は、「過ちは繰り返しません」と石碑に刻んでいる。アメリカが過ちと認めるはずはない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました