昨晩ネットを見ていて、「さだまさしは偽善者」というブログを見つけた。かなり過激である。
まあそうかもしれんなと思って内容を読んでみると、要は楽しみにしていたコンサートにやっとの思いで出かけたのに、内容は全く裏切られたようなもので、トークばかりが多く、その内容も人を馬鹿にしたようなものばかりだった、というのである。
何年か前、私がコロッケのディナーショーを見に行った時と同じような不愉快なことをこの人は感じたのかもしれない。コロッケはあまり物真似もせず、祝儀が少ないと金のことばかり言っていた。最低の芸人。切符など買わなければよかった。
その当時さださんは何か映画を作ったが、興行としては失敗し、全国コンサートツァーでその穴埋めのための金を稼く必要があったらしい。
そんな背景が舞台に出たようで、観客を愚弄するようなさださんのトークは許せないというのである。
去年の暮れに再放送された長嶋さんの番組にさださんが出演していたが、そのコメントがどうも出来過ぎという印象を受けていた。長嶋さん賛美はいいのだが、この人言葉がうますぎるのである。
さださんのことをネットで調べてみると《【人気投票】さだまさしのこと好き?嫌い?》というコンテンツがあった。
やはりこの人は好き嫌いを問われる人なのだな、と思っていたら他にもおなじような欄がある。コロッケも載っているし、ヒロミやタケシや松本人志もある。「誰が好き嫌い」というのはネットの定番のようである。
嫌いだという人の記事を読んでみると、「さだまさしが苦手です。 …曲調がどうとか、歌唱力がどうとか、ではないのです。とにかく『苦手』なのです」。感じるところは同じである。
関白宣言は、発表から40年も経っているのに、今も多くの人々に愛される不朽の名曲だ、という人の記事がある。どんなものにも好きではない人もいれば大ファンだという人もいる。
この歌は結婚の前に、男性が女性に伝える話になっている。よくもまあこんなことを口に出して言えるものだと呆れてしまう。
「忘れてくれるな仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなどないってこと」
なんとまあぬけぬけと聞いた風なことを。
「俺より先に死んではいけない」というフレーズには、君なしでは生きていけないという男性の深い愛情と弱さが隠されています、という解説は100歩譲ってそれでもいい。
しかし「お前のお蔭で いい人生だったと 俺が言うから 必ず言うから 忘れてくれるな 俺の愛する女は 愛する女は生涯お前ひとり」というのはあまりにもひどい。さだまさしのいやらしさここに極まる、である。
これは人間の死に際の言葉である。そんな先のこと分かるはずがない。それを臆面もなく歌詞にして歌うとは。彼の人間としてのいやらしさがこの歌詞にすべて表れている。
これほど人に寒気を感じさせる人は他にいない。好きだ嫌いだという以前に、顔も見たくない。



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