紅白は日本の衰退と同じ

つぶやき

 このところ亡くなった人の話ばかりだが、今年亡くなった著名人の一覧が新聞に掲載されていた。昨日亡くなった不破哲三氏も載っているから最新版で最終版ということになる。

 90歳を過ぎている人が多い。千玄室氏は102歳。村山富市氏は101歳。

 今年100歳以上の人は99,763人。来年には10万人を超える。昭和40年(1965年)では198人だったというから、人生100年というのも珍しいことではなく、当たり前のことになった。

 100歳を越えれば亡くなる人も多いと思うが、どんどん増えるということは、変な言い方だが供給の方が多いということである。高齢化社会なのだ。

 驚くほどに圧倒的に女性が多い。今年の男女別を見ると、男性11,979人に対し女性87,784人。88%近くが女性である。

 女性が男性より長命ということではなく、男性が酒やタバコで命を縮めているということではないだろうか。

 きょうは大みそか。今年1年の無事を感謝ということもあるが、医者に安心させられ、心配させられた1年であった。人生すべて結果オーライか結果アウトのふたつにひとつ。

 来年は70代最後の年。姉も義兄も79歳で亡くなっている。姉は「もういいんだよ」と言って死んでいった。義兄は「もう治療法がないというのはつらいね」と言って亡くなった。

 80の坂は険しいという話があるが、この坂は努力で越えられるものではないらしい。足腰やひざの問題ではないようだ。

 自分がこういう歳になってくると、「振り向けば誰もいない」という景色がよく判る。人生とは夕方のかくれんぼのように、みんないなくなる。

 ブログの内容が悲惨になってきたのでネットに目を転じる。今夜は紅白。
 何十年も見ていないが、出場者の名簿が掲載されていた。この頃は誰が出ているのだろうか。

 昔の紅白ということであれば今の第二部ということになるのか。出演者の名前を見ても、この人は歌手だなと思う人は数人しかいない。

 だいいち人気歌手がいない。大スターという歌手がいない。年末の国民的行事のはず。これは紅白なのだろうか。

 石川さゆりさんが「天城越え」、布施明さんが「my way」。いつの紅白を放送するというのだろうか。出演者の片仮名はなんのことなのか。

 ある時から紅白は出演を辞退する歌手のことが話題になった。選ばれる前に辞退するか、選ばれてから辞退するか。

 紅白は昭和26年に始まったとされているが、やはり紅白の全盛期は歌謡曲の全盛期。

 歌謡曲の衰退とともに紅白は低迷していった。紅白はその年のヒット曲を、大みそかに家族そろって確かめ、うなづくような番組であった。

 紅白歌合戦を最初に辞退した歌手は誰だろうか。コパイロットに聞いてみると「江利チエミさんです」という答え。

 第21回(昭和45年)の紅白で、「ヒット曲がないから」という理由で出場依頼を断ったことになっている。彼女の言う通りヒット曲あっての紅白出場なのだ。

 江利チエミさんはその後「酒場にて」という歌がヒットしたが、紅白に選出されても出なかった。選出されなかったことの不満を何時までも言い続けた歌手と言うより、女番町と言った方がいい女性歌手がいたが、最近ますます見苦しくなった。

 紅白歌合戦。主催者も、社会においても、これからどうしたらいいのか分からないという長寿番組。

 高市さんを司会者したらどうだろうか。中国など吹っ飛んでしまうほど盛り上がるのではないだろうか。
 「歌って歌って歌って歌って歌って」これしかないのではないか。

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