今年も残るところ2週間。振り返るにはまだ早いか、と朝のプログに書いたが、早いも遅いも高齢者は振り返るしか話題がない。
今年1年を振り返ってなによりのことは、1月から3月の寒い時に、関東地方に大きな地震がなかったことである。
それに台風シーズンに、関東地方にはほとんど台風が来なかった。伊豆諸島の人達には申し訳ない。
昨年の能登の人には申し訳ないが、冬の地震だけはこの歳になって体験したくない。
家がつぶれて寒さに震え、水も電気もガスも止まり、行きたいときにトイレに行けない。とんでもないことになる。
今年94才になる近所の知人が認知症を発症し、歩けず、5センチほどの段差が上がれず風呂にも入れず、転んで骨折し、頑固な性格もあって、92歳になる奥さんも大変らしい。
表現がよくないが、絵にかいたような老後である。
エレベーターの無い5階建てのマンションに住んでいる。何年も前に、1階に売りの部屋が出たら住み替えた方がいいですよ、とアドバイスをしたが聞き入れなかった。
他人にエラそうに見られることが好きな人であった。息子さんは現役で東大法学部合格。それが唯一の自慢だったようだが、息子さんは東大を出て歌声喫茶の店長なり、ナポリタンかなんかを作っている。
この人は61歳の時に我が町に引っ越ししてきた。以来30年の近所づきあい。
どんな人でも、人間なるようになる以外ならない。生きてきたことの終点に人間の崩壊がある。
私だけはそうなりたくない。この人もそう言っていた。



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