本人確認というものは、どこまで調べれば責任を問われないか、ということで、間違いなく本人であることを確認しなければならないということにはなっていない。
間違いなく本人であることを確認することは難しいし、際限がない。
一般的に、そこまでやれば落ち度がない、と思われることをやれば、本人確認をしたことにする。
免許証や保険証の提示を求めるのは、本人確認をするためではなく、本人確認をした、ということのためである。
以前、スーパーに酒を買いに行ったらレジで画面にタッチしてくれと言う。これはどういうことなのか。
「私は20歳以上です」と申告することであるのは間違いないが、もしその人が20歳未満であったら、未成年者の健康のため飲酒を禁じることの趣旨は達せられず、それでも販売者にはなんの落ち度もないことになる。
「まさか嘘をついてまでタッチするとは思わなかった」
今でもこんなことをやっているのだろうか
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