ピアニストと大腸がん

つぶやき

 トカラ列島群発地震は少し小康状態になったのだろうか。地震速報の数が減った気がする。

 政治評論家の田崎史郎氏が自民党の鶴保庸介議員を、「なんて偉そうな喋り方をする奴なんだろう」と批判する。
 この人がこんな言い方をするのも珍しい。よっぽど不愉快だったのであろう。

 鶴保議員は予算委員会の委員長を辞任。この程度でほとぼりを冷ますつもりらしい。確かに人相が悪すぎる。
 これでも東大。ペーパーテストに長けていただけの男である。

 三原じゅん子議員に対する批判も止まない。これほど芯から悪い顔の女性も珍しい。

 伊東市の田久保市長。ピンクの服での記者会見はまずい。。
 どこか社会とずれている。

 中村紘子さんを思い出す。何年か前に大腸がんで70歳くらいで亡くなられた。ピアニストは椅子に座っている時間が長い。それが原因かなと思ったことがあった。

 N響のトップチェリストだった徳永健一郎さんも大腸がんで亡くなっている。千駄ヶ谷の楽器店で弟の徳永二男氏と話をしたことがあるが、N響のヨーロッパ公演の際、ホテルで大量の下血をしたらしい。

 知人が62歳くらいでパーキンソン病で亡くなった時、ある知人が、「奴は罰が当たったんだ」と笑いながら言ったことがある。人の死に対するそういう受け止め方もある。

 私の大学時代の同級生が61歳で亡くなって奥さんから電話をもらったとき、意識して大きな驚きの声をあげたことがある。
 彼の死を悼んだのではなく、同じ歳の人間の死に驚いたのである。

 立花隆さんは東大の特任教授をしていたらしい。6時間にもわたるという最終講義で、「数年以内に君たちは人生最大の失敗をする」と語っている。

 若者と若さゆえの失敗、思い込みによる失敗。取り返しのつく失敗と取り返しのつかない失敗がある。
 オーム真理教の事件で死刑になった若者に何人か東大生がいた。
 「君たちの先輩」と立花氏は言う。

 死を意識する歳にならなければ語れない言葉というものがある。
 立花さんの淡々とした語り口がいい。

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