お笑い芸人を思い出す

つぶやき

「明日はお立ちか」「からたち日記」という歌は、小唄勝太郎さんと島倉千代子さんが歌った歌であるが、ケーシー高峰という芸人を思い出す。

 ケーシー高峰さんは2019年に85歳で亡くなられている。最近までテレビで見ていたような気がするが、亡くなられて6年が過ぎている。

 お笑い芸人で本当に腹から笑えた人はあまりいない。古くは三平師匠、ナンセンストリオ、コント55号くらいである。
 談志やタケシというのはどうも受け付けない。

 ケーシーさんは医事漫談で人気を博したが、実家が代々医者の家系であるということが人気の後押しをしたようなところもあった。
 彼自身も日大医学部に在籍したことがあるらしい。

 ひところ人々が彼の漫談を心待ちにするような人気芸人であった。
 シリアスな映画にも出演したことがあるらしいが、ピンク映画にも出演し、そのときは必ず性病科か産婦人科のヤブ医者役を演じることになっていたらしい。見たことはないがその面白さが想像できる。

 「私のがんは……子宮がんです」「顔は悪性です」。口も悪いし品もないが、独特の間合いが実に面白かった。

 いつもの深夜ラジオで懐メロを聴いてケーシーさんを思い出した。

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