昨日のNHKニュースは、3月3日カタールで、NHKの単独インタビューに応じたというハマスの幹部の言葉を報じていたが、その中の言葉が気持ちに残る。
詳しいことは知らないが、イスラエルとハマスの戦闘は現在停戦状態にある。しかし合意の第1段階である6週間は過ぎたが、イスラエル軍がガザ地区から完全に撤退し、恒久的な停戦を目指す第2段階への移行をめぐって双方の主張が対立しているという。
気持ちに残ったハマス幹部の言葉とは、トランプ大統領がガザ地区をアメリカが所有し、住民を移住させると主張していることについてのこと。
「彼らはすべての物事がビジネスや金で成り立っていると考えている。しかし、パレスチナ人は自由や尊厳、そして独立した国家のために闘っている」
トランプには理解できない言葉である。
トランプはプロテスタントだという。石破首相もプロテスタントであると、石破さんが首相に就任した時、いち早くそのことを指摘した評論家がいた。
同じプロテスタント同志。石破さんはトランプとうまくいくだろう、とその評論家は言う。
そんなに単純なことだろうか。トランプに宗教心があるとは思えない。この評論家は何も分かっていなかった。
確かにトランプはプロテスタントである。世界のあらゆることに抗議している。モラルを持ち合わせていないプロテスタントである。
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