がん検診、不倫報道

つぶやき

 昨日はがん手術後1年の検診であった。10人ほどの医師と研修医が診察室にいた。
 ファイバースコープが鼻から入れられ、いつものように視診。結果は再発していない、PET検査の結果も異常なし、とのこと。私は深々とお辞儀をして診察室を出た。

 やれやれである。今度から定期検診は2カ月に1度となった。治ったということではない。がんは外部的要因でなるものではなく、自分の体内が作り出すもの。
 がんになったということは、そういう体質であることが分かったということである。切り取ってしまえば済むというものでもない。

 いつ執行猶予が取り消されるかもしれない、という不安が検診の度にある。
 しかしもう歳である。後3、4年も生きれば80歳になる。それで十分と思わなければいけないだろう。人に妬まれるような生活もしてきた。できすぎた人生であった。

 喉頭がんで死ぬということはどういうことだろうか。そもそも死ぬとはどういう状態を言うのだろう。少し気になった。要は呼吸ができなくなれば心臓にも脳にも酸素が届かず、機能停止ということであろうか。

 日本人の死因は1位ががんで2位が心疾患、3位が老衰と書いてある。がんで死ぬのか、がんによって呼吸なり各器官の機能がダメになるから死ぬのか、分かりやすく書いてない。

 死亡診断書に老衰というのはないそうだ。呼吸困難では死にたくないと思うが、死に方は選べないから困ったものだ。

 学生時代の同級生が、61歳の3月にすい臓がんを発症し7月に亡くなった。どんな思いで過ごした5カ月だったのだろうか。
 13回忌の年に、合宿で過ごした信州のリンゴを奥さんに送った。この先はもう送ることはないだろう。みんな歳をとってしまった。

 死についてはやはり考えなければならない。人生最大の出来事である。忌み嫌っていてはブログの価値がない。

 今回の死についてはこのくらいにして、もっと愉快なことを話したい。と言えばあれしかない。黒岩さんの不倫である。

 昔ハリウッドにエロール・フリンという二枚目男優がいた。そして新潟県の民謡にこんな歌がある。「♪米山さんから雲が出た。今に夕立が来るやらピッカラ チャッカラ ドンカラリンと音がする♪」

 エロール・フリンの名前は私よりだいぶ年長の人がこの手の冗談によく使うが、全くの語呂合わせで意味も雰囲気も関係ない。しかしこの民謡は黒岩さんにピッタリである。この歌がすぐに思い浮かんだ。まさに、ピッカラ チャッカラ ドンカラリンである。こんなレベルであるということである。

 卑猥なメールがあるということなので読んでみたかったが、見つからなかった。あの真面目そうに見える顔を、どんな顔にして卑猥メールを打っていたのだろうか。想像しなくても面白い。

 不倫のどこが悪い。誰にもどこにも迷惑をかけているわけではない。男というものそのくらいの甲斐性がなければ人の先頭に立って仕事をすることはできない。よく使われた言葉だ。

 最近では田中角栄、宇野宗佑、山崎拓。もっといるだろうが、すぐに思いつくのはこの3人。特に山崎拓氏はここに書くのもはばかれるほどの女性好きであったらしい。みんな何もなければ立派な政治家である。女性問題を起こすとみんな助平な顔になる。

 NHKの阿部アナウンサーといい、早稲田大学の渡部教授といい、黒岩さんといい、不倫には関係のないような顔をしているから目立つ。

 世間に迷惑をかけたわけでもないから批判する気はない。世間を騒がせて申し訳ないというが、騒がせてくれて有難うとお礼を言いたいくらいだ。暇を持て余す年寄りには面白い話だ。
 まあ奥さんには悪いことをしたと思わねばならないだろう。ボタンを掛け間違えた、ということでは済まないと思う。

 黒岩さんは今度の知事選挙に出る予定なのだろうかと思ったら立候補者になっている。しかも投票日は明日ではないか。落選したら原因は不倫となる。
 人相、人柄は他の知事に比べて悪くないと思っているのだが、下半身はやはり別の人のようだ。
 今度の選挙は下半身の人格が問われることになる。上半身の黒岩さんと下半身の黒岩さん。選挙民はどっちを選ぶのだろうか。(了)

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