きのうのテレビニュースで備蓄米を買えた人が、「ヤッター」と声を上げて5キロのコメ袋を抱き上げていた。
1年経てば動物のエサ、鳥のエサ。「ヤッター」と言うほどのことなのだろうかと思うが、これだけ備蓄米が有名なことになってしまうと、そう言いたくなるのかもしれない。
本当のところはいつも分からない。コメは値下がりしているのか。安いコメは国民全部にいきわたるのか。コメを輸入するようなことになるのか。
進次郎の手柄話ばかりが目立つ。このコメ騒動は自民党の自作自演ではないか、という話がある。
前回の選挙で過半数割れ。なんとかしなければ何もできないという焦りが党内にあって当然。
2万円の給付金。東京都はこの夏の4か月間、水道料金の基本料を無償にするらしい。
選挙前のニンジンと思うが、いろいろと立派な理由をのたまう。しかしそうであるのに効果がある。
選挙民は何を考えているのだろうか。考えている人もいるだろうが、ニンジンに気を取られる人が多いということなのか。
今衆議院を解散して衆参両院同時選挙を行えば、自民・公明の圧勝は間違いないらしい。
立憲民主党の野田佳彦代表が、ほぼ毎年提出してきた内閣不信任決議案の提出を見送ると表明。
与党が少数派となった今回は、提出すれば可決が濃厚と言われる。
野田さんもいろいろと理由をのたまうが、立派過ぎて説得力に乏しい。
負ける選挙と読んでいるのだろう。
「絶対否決される時は毎回出してる癖に、可決されるときは出さない」
「何のための野党第一党なん?」「チキン」
いろいろ言われているがその通りである。安倍さんとの対決国会で言ったように「やりましょう」と言えばよかったのかも知れないが、その後思慮が浅いと批判を受けている。それを気にしているのではないだろうか。
選挙になれば与党が勝つ。進次郎の活躍、2万円の影響は大きい。
自民党は、夏の参院選比例選に無所属の鈴木宗男参院議員を擁立するらしい。鈴木宗男氏と言えば「疑惑のデパート」。懲役2年の実刑も受けている。
生稲晃子議員の国会での答弁を見る。評価とか批判の対象ではない。
政治になんの信念もないと思うが、いや信念はあると言った政治家がいた。
「政治は数であり、数は力、力は金だ」。
これが信念ということであればいい政治になるわけがない。
政治の動きがすべてこの言葉で説明できる。
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