5回目のワクチン

つぶやき

 昨日5回目のワクチンを打った。これから6回目も7回目も打つことになるのだろうか。

 東京は13,000人を超える感染者である。先週より多い。ワクチンの効果がはっきり示されていない。

 発熱外来はたらい回しにされて、結局受診できない事態がコロナ発生後3年経った今も続いている。病院に入れず在宅で死亡する人が多数出ている。
 コロナは老人の問題として、すでに一件落着なのであろうか。

 ワクチン接種会場の係の人たちはとても対応が行き届いていて親切であった。でも要は、「あなたが打ちたいと言うから打つのですよ」という確認が、丁寧な言葉と微笑みで、何回も繰り返されただけのことであった。

 実は、今回のワクチンはやりたくないと思っていた。妻が3年前、インフルエンザの予防注射で高熱を出したことがやはり気になるのである。

 愛知県では40歳の女性がアレルギーによって亡くなられている。ネット記事の影響かもしれないが、ワクチンに対する不信感がないではない。

 アメリカの製薬会社のワクチン開発があまりにも早い、という記事があり、ワクチンというものはそんなに早くできるものではない、という専門家の解説があったからである。

 今さら言っても始まらない。私たち夫婦はすでに5回も打ってしまった。

 私がワクチンについて危険を感じるならば、私は打たなければいいだけのことであるが、そういうことにはできなかった。
私が接種しないことにすれば、私は妻の危険を放置したことになるからである。

 人生、自分のことは自分で決めたいと思うが、自分で決められるのは、今日の昼めしを麺類にするか、ご飯ものにするか、という程度のことではないか。

 コロナの感染症法上の位置づけを2類から5類にする提案がされているらしい。コロナを普通のインフルエンザと同じように扱うということである。

 コロナがそれほど危険な感染症ではないという判断がなされつつあるようだが、そうであれば少しは安心であるが、信用していいものなのか。

 しかしこの3年間、日本はまさに右往左往であった。思い出せば、特別定額給付金なる名称のもと、10万円が国民に配られたこともあった。
 思い出すまでもなくわずか2年前のことである。

 居酒屋などに対する給付金などもあった。政府の対応は、お金を出すからこれで勘弁してくれ、とでも言うような印象である。

 コロナは政府の責任ではないはずだが、慌てふためいた、ということであろう。
 コロナは、戦後日本人が初めて経験した感染症ということになる。
 何事もなく平穏に暮らしていきたいと願う小春日和である。

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