風向きは根拠もなく変わる

つぶやき

 イスラエルとイランの軍事衝突はエスカレートするばかりのようだ。今の戦争はミサイルとか無人機による爆撃。イスラエルは核施設への攻撃もしているらしい。

 これが日本だったらどうなるのか。狭い国土に16基の原発がある。
 これを狙われたら原爆を落とされなくても住むところがない。
 中国は、日本は簡単に攻め落とせる、と考えているはず。

 「“山尾志桜里ショック”で男を下げた国民民主党の玉木雄一郎代表が、辞任の意向を固めたようだ」というのはタブロイド判の夕刊新聞。だから本当かどうかは分からない。

 ネットを開くと「何々は韓国人」とか「何々悲惨な死亡」「部落出身の芸能人」といった表記が出る。そういうことに読者は関心があると発信者は思っているということだろう。どうしようもないほどいい加減な記事が多い。

 漫画家だそうであるが、小林よしのりという人が玉木代表に対してけちょんけちょんである。それがなかなか小気味い。
 この人の名前はよく聞くが人物については全く知らない。

 〈人を利用するだけで、一瞬でもリスクを感じたら、たちまち切り捨てる。そんな小狡いネズミ男こそ、人格的に問題がある。玉木に血反吐を吐かせてやるべきである〉
 言うまでもなく山尾志桜里氏の公認取り消しの件。

 山尾さんの記者会見に関しては評価している。私の見る目に近い。
 あの時の会場は不倫のことを全部洗いざらい述べないと絶対に許さないという雰囲気だった。でも、言ったところで野次馬の興味は満たされたとしても何かが解決するわけでもない。山尾さんが何度も頭を下げて「すみません」と言っていたのはそういうことではないか。 

 山尾さんへの世間の風向きは変わりそうな気がする。風向きとは文字通り「風の吹くまま気の向くまま」。底の浅いものである。
 山尾さんの、公認取り消しに対する反論がなかなか良かった。

 だが政治家のつまらぬミスや言葉が一大事のように扱われる日本。一発ミサイルをぶち込まれたらどういうことになるのだろうか。

 

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