霧にむせぶ夜

つぶやき

 最近むせるようになった。喉がこそばゆくなって咳き込むようになる。せんべいなどを食べると特にひどい。

 1月5日の頭頚部腫瘍の定期検診で、「再発や周辺への転移はありません」という診断を受けているので、悪い状態とは思わないが、医者が研修医で頼りない。

 きのう五木寛之さんが中咽頭がんで経過観察中という記事を読んだ。
 五木さんは93歳。作家であるが、どういう作風の人だったのか全く知らない。多分この人の本は1冊も読んだことがない。

 高齢になると喉の筋肉まで弱ってしまって嚥下力が落ちるらしい。
 喉の構造は非常に精密で、食べ物と空気を瞬時に判断して、肺に食べ物や水がいかないようにしているそうだ。すごいことである。

 誤嚥性肺炎による死亡が多い。いつごろからこの用語を聞くようになったのか。

 黒木憲の、「霧にむせぶ夜」を久しぶりに耳にした。「むせぶ」と「むせる」はどう違うのか。 
 
 「むせぶ」と「むせる」は、ともに誤って食べ物などが器官に入った時のことを言います、とネットにあったが違うだろう。ネットの記事は掲載される場所によってデタラメなことを言っていることが多い。

 姉の夫になる人がこの歌が好きで、この歌を聴きながら姉のことを思っていた、という話を本人から聞いたことがある。

 兄はその話に感激して、あの人はこの歌が好きというのだから本当に姉のことを思っていると、この歌の歌詞を引き合いに出して私に説明したことがある。

 私は「嘘だね」と感じた。タダで使える働き手くらいにしか姉のことを思っていない。結婚とは好き合っていなくてもできるものなのだ、ということを、この人と姉から感じていた。私はまだ10代であった。

 姉には恋焦がれた人がいた、というのは誤記で、少し好きな人がいた。しかし環境が違い過ぎた。男は早稲田の政経の学生。本気とは思えない。 

 人生なんでも「霧にむせぶ夜」にしておけばいいのだ。

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